第39回 「働く女性」

 一昔や二昔くらい前のこと女性は結婚と同時に家庭に入ることが当たり前でした。女性が働いても結婚までの「腰掛」と企業側も思っていたようで、補助的な仕事しか割り当てていなかったようです。
 現在では男女雇用機会均等法などの法整備も進み、就業者の4割を女性が占めるようになりました。働く女性はもちろんのこと、受け入れる企業側の環境・意識がだいぶ変わってきています。女性を管理職として登用する企業も増えてきていますが、海外に比べるとまだまだ比率は低いようです。

 なぜ、女性の管理職は少ないのでしょう。

 働く女性側の意識に問題があるのではないでしょうか?
 先日、とある番組で女性管理職の特集が放映され、2人の女性が紹介されました。一人は独身、もう一人は結婚をされていましたが、平日のプライベートはあまり変わり映えしませんでした。結婚されていた方は週末以外、家事は一切行わない(正しくは行えない)。つまり、そんな時間がとれない。
 世の大半の男性は仕事を終え、家に帰れば食事が出され、お掃除お洗濯もしてもらえる。私なども仕事で遅くなったりすると食事を作るのが億劫になり、でき和えのもので済ませてしまう、などということもしばしば・・・。“男性って楽でいいな”とうらやましくなります。(偏見でしょうか?)
 こう考えると管理職としてやっていけるのか、家庭と仕事のバランスをどこでとるか、女性は悩みますよね。
 ですが、せっかくのチャンス。逃すのはもったいない。何とか活路を見出し、ぜひチャレンジしてほしいものです。そこで実績を積めば、さらに女性の社会進出が進みますよね。
 そうなれば、そこから新たなビジネスが生まれ、より働きやすい状況になるのではないでしょうか?

 またこれとは別に、女性に対する評価のハードルが高いと思います。もともと会社組織は男性が築いてきたものです。男性側の目線で評価基準が作られています。
 男性に“女性に使われたくない”、“女性は扱いにくい”という本音もどこかに混ざっているように思いますが、このハードルを高くしているのは女性自身であると私は考えています。
 たとえば、仕事を本気でしていない、好き嫌いで仕事を選ぶ、突然辞めてしまうなど、女性から見てもあきれてしまう言動・行動をとる人たちがいます。男性から見ればなおのこと、このような言動・行動は女性の「甘え」と捉えられ、それが女性全体の評価を下げることに…。
 “女性は不利だ。”という前に自分自身を見直す必要があるように思います。

 男女問わず能力のある人員を採用しようとする企業が増え、女性にも自分の能力を試すチャンスが広がっています。企業側が性別の格差を持たないのであれば、私たち女性も女性としての甘えを捨て一社会人として貢献していかなければ、と思います。ただし、女性らしい感性は忘れないようにしたいものです。

発言者:(S.E.)A

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