第12回 自己資本率

こんにちは、株式会社コンピューターシステムハウス(CSH)総務のMです。

私、総務Mは経理も担当しており、日々経理の帳簿と格闘しています。毎月始めには第1週までに
前月の月次試算表を作成し、前年同月比を出してチェックしています。CSHの役員は数字に厳しく
細かな数字も見逃しません。昨年からは、若手社員の中にも会社の数字に関心を持つ傾向が
生まれて、いわゆる「企業経営」に関して経理面から理解しようという流れができ始めました。

役員のみならず、社員全員が管理会計(自分の会社の経営状態を把握するために使える会計)を意識し
実践するようになれば、売上強化、経費削減、利益増加、安定経営と良いサイクルが続くことでしょう。

会社の安定経営の判断の一つに、自己資本率があります。
自己資本率とは、資本を総資本で割ったもの、つまり、返済不要の自己資本が全体の資本調達の
何%あるかを示す数値です。

一般的な評価としては、
70%以上・・・・・・・・理想企業
40~69%・・・・・・・・優良企業
20~39%・・・・・・・・普通企業
19%以下・・・・・・・・要注意企業
0%未満・・・・・・・・・欠損企業となるそうです。

帝国データバンクや東京商工リサーチなどの信用調査会社のデータには必ずこの自己資本率が
載っていますので、企業の安定度を調べることができます。

CSHは、1991年以降、四半世紀に渡って自己資本率70%超えており、2004年以降は自己資本率
90%以上を維持しています。理想企業の中の優等生という位置でしょうか。仮に、万が一営業しなくとも、
数年間は潰れないという予測ができます。これほど安定経営を続けているCSHですが、毎年自己資本率
90%以上を維持するために全役員社員はストイックに働いています。

福島県内の中小企業でありながら、CSHは創業以来35年間黒字経営を続けています。おかげさまで、
今期(第36期)も黒字の見込みです。これは創業以来36年間、経営者が財務会計・管理会計をしっかり
と意識し実践して、毎期利益を出し続けた結果、自己資本率の高水準維持につながったと、総務Mは
分析した次第です。

今後も役員社員全員が自己資本率を意識して日々業務に精進いたします。

毎度、CSH会社自慢になり恐縮ですが、今後もCSHの管理部門から、皆様にお知らせしたい「ちょっと、
いい話」を発信したいと考えております。

以上、CSHの「自己資本率」でした。


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