第7回 「復興支援」

大変ご無沙汰しておりましたAです。
様々な活動に追われ、暫くブログが休眠となってしまいました。これは私の至らないところと反省...。
さて、私は「NPO法人ITCふくしま」という組織に所属し、セミナーや勉強会などを行っています。
この「ITCふくしま」の定例会が先ごろ開かれ、情報交換や今後の運営についての話し合いが行われました。

今回も東日本大震災からの「復興」に関して活発な意見交換がなされました。
その中で「とうほくIPPO(いっぽ)プロジェクト」の公募についての紹介がありました。
このプロジェクトは阪神大震災を経験した神戸市にある企業「フェリシモ」様が立ち上げたものです。
震災以降、お客様から募金を募り、10年間復興支援を行っている企業様です。
その経験から昨年起きた東日本大震災に対する長期的な支援が必要であるとの考えから、
事業活動に対して支援金を支給してくださいます。
条件は、責任者、主体メンバーが"女性"であること。7月と11月に公募します。詳しくは下記のHPをご覧ください。
http://www.felissimo.co.jp/company/cfm/001.cfm?ID=1407-406&iid=p_fc_120626_THKIPPO


被災した地域のものとしては、被災当初は即効性のある支援(見舞金など)を、
それ以降はお金に頼らない支援が必要だと思います。
ですが、現状では働いて貰う給与より高額の補償金が支払われている、
悲しいことではありますが、それを当てにして働かない人たちもいます。
補償金は一生続くものではありませんし、それに依存することは大変危険なことだと感じています。
今の日本は何かといれば、お金をばら撒く。
しかし、そのお金は私たちの税金です。
財源が足りないから増税します→増税で生活が出来ません→また××手当を支給します...完全な負のスパイラルですよね。
支給されるお金に頼らない自立できる支援、例えば雇用が創設されるような仕組み作りを考えなければ、
破綻は目に見えています。(というかとっくに破綻してます)

ですから、一企業がこういったプロジェクトを立ち上げたことは素晴らしいと思うと同時に、
見習わなければいけないと思います。
弊社は毎年いろいろな団体に寄付をしていますが、自分たちにできる起業支援を行っていこうと計画中です。

ニュースに上らない「普通」の環境に戻れることを切に願っています。

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