第8回 「気づきの多い一年に」

ITコーディネータのAです。今年も宜しくお願い致します。
さて、私が講師を務めましたセミナーでは、導入部として「気づき」についてお話をします。気づきがなければ反省も改善もない!
つまりは成長しないということを知ってほしいからです。

世の中がどんどん変わっている昨今、この変化に気づくことの大切さを指摘するために「茹でガエル理論」として次のような話をします。
「熱いお湯にカエルを入れると驚いて飛び跳ねる。ところが水にいれ、徐々に熱していくとその水温に慣れていく。
そして熱湯になったときには、もはや跳躍する力を失い飛び上がることができずにゆで上がって死んでしまう。」

要はぬるま湯(慣れた環境)に浸りすぎていると、いつの間にか致命的な状態に落ちってしまいますよという比喩的な話。
変化に気づくとは日々の生活の中にある「あっ!そういうことか...」や「そういえばこれって...」といったようなちょっとしたことで、
自分自身が感じ取れなければ意味がありません。

以下は、最近当社で起こった「気づき」につながる出来事を紹介します。
①仕事の優先順位をつけて作業する、と頭では分かっていたけど実際は優先順位を間違えたA君。結構「優先順位付け」は難しい。
②自分の利益だけ考えると思わぬ天罰が来そうだ...と予感したB君。他人への気遣いも大切では?気づき始めたかな。
③自分の考えがいつも正解と思っているC君。もっと視野を広く考えなければダメかなと気づいた?
④ふと気づけは自分も彼女もいい歳。結婚を真剣に考えなくては...とD君。
⑤先輩社員のスケジュールを把握せずに自分優先の行動に出て、一喝されたE君。スケジュールを確認してから行動しよう。
⑥期限を決めて実行しようと思っていたFさん。期限日ギリギリでドタバタ。もっと余裕を持った行動をしなきゃ!!
⑦お偉いさんとの雑談が超苦手なG君。これではいけない!どうすればよいかを考えようと決意した。
⑧先手、先手の対応が苦手で、また先輩からお小言をもらったH君。先輩のアドバイスをスルーせずに実行できるかな?
⑨メタボを気にするI君は、「これからは大盛り注文は止める」と発言したそばから大盛り注文...気づきあれど改革無し。
さてさて、各人自己の再発見ができたのでしょうか?

個人も企業も成長するために、多くの「気づき」を得て、与えられるような一年にするため精進したいと思っています。

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