第18回 活用しよう「中小企業投資促進税制」

中小企業投資促進制については、ご存じの方も多いと思います。
この税制は平成10年に創設され、何度も延長されてきました。
中小企業投資促進税制とは、
「中小企業者等が一定の設備投資やIT投資等を行った場合に、税額控除又は特別償却の選択適用を認める処置」
です。

対象となるのは資本金1億円以下の法人で、

  1. 7%の税額控除(こちらは個人事業主または資本金3千万円以下の法人)
    機械などの取得価額の7%を支払うべき税額から控除する
  2. 30%の特別償却(こちらは個人事業主または資本金1億円以下の法人)
    通常の償却費用にプラスして、機械などの取得価額の30%を余分に費用計上でき、当期の税負担を軽減する
というもの。
この税制について先ごろ、2014年4月1日の消費税率の引き上げに伴う対応として上乗せ処置が発表されました。
処置の内容は、7%の税額控除を10%に、30%の特別償却は即時償却が可能になり、
さらに税額控除の適用範囲を拡大されます。変更内容については下記の通りです。
出典:中小企業庁HP

もちろんITもこの税制の対象となります。
私どもでは新規またはリプレイスで情報システムのご購入を検討されているお客様にアナウンスしており、
実際にご活用いただいております。
来年度の消費税引き上げに伴うシステムの改修やwindosXPのサポート終了[注1]によるパソコンの買い替えなどでもご利用いただけます。
私たちは単にITを販売するのではなく、お客様に有効な制度についてもアドバイスを行っています。

中小企業投資促進税制には、いくつかの注意点(例えば適用の対象外となる業種など)がありますので、
詳しくは中小企業庁のサイトをご覧ください。


注1
windowsXPは2014年4月9日(日本時間)でサポートを終了します。サポート終了後は、安全かつ安定的にパソコンを使うことが難しくなるため、新しい環境への移行するようメーカーから勧められています。

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