第35回 「突然いなくなる」と「身が震えるような罰」

「突然いなくなる」「身が震えるような罰」をテーマにしてみました。

最近日本で総理大臣が突然いなくなりました。
病気がひどくなり、総理大臣を務めあげられない事が理由で辞任し、かなりの人はびっくりしたと思われます。
でも、私はこの行動をおおよそ予測できました。
少し前ですが、Mさんが民主党の代表になった時も、短期で突然いなくなる事は予期できました。

二人の共通点は何か?SE的に分析してみましょう。

まず、一番大切な実力と評価のバランスは?

両者とも人並み以上の実力は持っていますが、その実力以上に自分で自分を過大評価してしまい、
最終的にはフェードアウトしてしまいました。

ここでの教訓は「実力を側近評価に委ねた事が、失敗ではなかったのでしょうか?」

過去の実力政治家や武将は敵方にもある程度納得させられる「何か」を持っておりました。
昨年のNHK大河ドラマの「上杉謙信」や「武田信玄」のような人物です。
やはり側近評価でなく、それほど仲の良くない中立的な立場の人からの冷静な評価をきちんと
聴取・分析していた方が、結果的に良かったのではないでしょうか?
本当の原因は定かではありませんが、私はそのように考えました。


現在の経営者の皆様も全社員に無記名でアンケートを取り、自分自身の経営者としての評価も
チェックしてはいかがでしょうか?

次に、経営者がころころ変わる現象が、最近テレビでよく報道されます。

企業のコンプライアンス=企業倫理が「賞味期限」でも「高速道路の強度の問題」でも問題になり、
問題発生から数週間で「社長辞任」等が報道されます。
(つい最近でも製紙業全体で再生紙の割合を不正に提示していた事も「コンプライアンス面」では最悪です)
昔から良く有った事とよく発言する人がいますが、私はそうは思いません。
(昔の経営者に比べ、考えが子供的で甘く、年齢は重ねていますが、お子様経営者が多く出現しています)
やはり企業倫理等が昔に比べ、非常に軽視されてきているのではないでしょうか?

私的には罰則をもっともっと重くして、当分シャバに出てこられなくしても良いような気がします。
そうでなければ罰金をとんでもない高額にするとか「身が震えるような罰」が必要です。
日本人も中国人と似て、重い罰則で縛る事が最善ではないでしょうか?
(なんとなく、さびしい結論ですがアジア圏では、それが一番ではないかと思われます)

昔々はこのような事を村で起こせば、当然「村八分」状態で最終的には「村」を出ていかなくてはならない状況に陥りました。
当然、末代までXXX家はとんでもない「家」というレッテルを貼られてしまいました。

今はどうでしょうか?
殺人をしてもすぐに出所。「罪を憎んで、人を憎まず」的哲学で済ませています。
この考え方も私は疑問です。
犯罪を犯す人の再犯率を、もっときちんと分析調査し、再度考え直す時代に入ってきたような気がします。
ここでも「身が震えるような罰」が必要と考えます。

「ご近所さんで明らかに迷惑な人間がいて、老後に仲間の輪から外れ、突然いなくなる」事も今後は多くなるような気がします。
何か一見、いじめっぽい考えと思われますが、安全な・疲れないコミュニティの実現の為、仕方のない事なのかとも思われます。
(少し前ですが隣りへの嫌がらせで、騒音を鳴らし布団をバンバン叩くおばちゃんのような人は排除される)

これからは高齢化社会で非常に近所づきあいが、重要なテーマになってきます。
異性・同性は関係なく、親戚・そうじゃないも関係なく、本当に気が合う、疲れない長屋状態を形成することが重要ではないでしょうか?
(そうしないとある大臣が発言した経済二流国(日本)の今後の高齢化社会はとんでもない格差に満ちた社会が実現するか、またはタイやベトナム等の国に転居をするのではないでしょうか(一部の金持ちのみ))

その為には、このような「積極的なコミュニティ造り」も今後の重要なテーマと思われます。

やはり人は一人では生きられません。皆の協力で支え合って生きています。
しかし最近は、このような考え方を全て無視して「私は私」と勝手な理論・理屈で大手を振って生きている方がいます。
このような人とは、一緒になって助け合い、生きていこうとは私は考えません。
(たぶんこのような考え方をするのは、私の度量がかなり低い事が原因とも思われますが・・)

以上、「突然いなくなる」「身が震える罰」をテーマにとりとめのない事を綴りました。

発言者:(S.E.)Y

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