第34回 「現状日本への改革提案レポート」(続編)
またまたタブーな議題「結婚」をテーマにSEとして考えてしまいました。
きっと皆さまからブーイングの嵐でしょうが、あえて書きます。
まず「結婚」しないと、ご承知のように人口は増えません。
またアフリカ諸国で多く見かける一夫多妻制度を日本は制度として取り入れていないので、人口は増加しません。
人口増加しない→少子高齢化進む→税負担が若者に限らず国民全体に重くのしかかる。
この方程式は最悪です。それでは即「一夫多妻制度」を国会で議決、という訳にはいきません。
では真剣に考えましょう。
まず、結婚しない人と結婚できない人の区別をきちんとしなくてはいけません。
個人哲学や諸事情で結婚しない人に「結婚しろ」と提案しているわけではありません。
但し、生涯独身哲学の方は周りに多くの友達(レストランのシェフや居酒屋のおっさんや趣味仲間等)を多く持っていた方が老後は楽しい人生が送れる気がします。
結婚=幸福の定義は私見ですが必ずしも正解の理論ではありません。
また結婚したとしても、バツ1やバツ2になってしまう方もいます。(今時珍しいことではありませんが…)
たとえそうなっても、子供をお持ちの方は大変だと思いますが、
自分の御意志で決定されたことなので子供が成人になるまでなんとか頑張って育て上げてください。
話が方向違いにいきそうなので本題へ戻しましょう。
まずはキーワードを探す事から始めてみましょう!!
IT業界には各職種が存在しています。
私も経営者の方からSEや新人君の果てまで数多くの知り合いがおります。
大別して、経営者を除き、営業職・SE職・プログラム職・メンテナンス職等に分類されます。
この職種の中で将来離婚する確率はさておき、結婚が一番近そうな職種は「営業職」ではないでしょうか?(私の勝手な判断ですが・・)
何故か?
それは営業の方の日々の行動と関係してきます。
毎日営業の方は社外に出て、何とか会社や個人を売り込むために日々苦心をされております。
この日々の中で知らず知らずに「人の心を読む力」を養っているのではないかと思います。
その為、他の職種と比べこの能力が発達していると分析しております。
SEもそうじゃないの?と反論する方もおられると思いますが、SEはユーザー様から歓迎される立場で訪問するため、営業以上に「人の心を読む力」は必要としないような気がします。
話は変わりますが、この「人の心を読む力」の能力は麻雀でも重要です。
昔、すごく強い雀士の周りには何となく美しい女性が存在していたような気がします。(結婚しているかどうか知りませんが、引きこもりの雀士というイメージは薄く、酒・女等のイメージが強くて金はないがよくモテるイメージがあります)
麻雀強い→人の気持ちを読む能力が高い→異性の気持ちもつかむ事が上手い→異性にモテる。
この「人の心を読む力」を第一のキーワードにあげておきます。
次に日々のアフター5や休日の行動にもキーワードが隠れているような気がします。
外へ出る→誰かと知り合う→チャンス拡大→(下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる的考え方)
私も大学時代に友達や知り合いが企画したパーティーに数多く参加しました。(今の合コンとはちょっと違い、大人数でのパーティーでした)
その時のルールが自分の彼女以外の女性を連れていかなくてはパーティーに参加できないということで、私は色々な人に助けられ、参加する事が出来ました。
当然彼女ではないので入場した途端に、どこかにいなくなるという事は珍しい事ではありませんでした。
このルールにより固定的な人のパーティー(飲み会)というより、「輪」が広がるパーティでした。
このパーティーの出会いで結婚していった人も多く、ある超有名女優の両親もここで知り合い結婚まで到達し、現在テレビで活躍中の女優が生まれました。(実話です)
このようなパーティーでは悪い表現かも知れませんが、男性も女性も「品定め」が出来ます。
「この人はよくしゃべるな!(うるさいな)(かわいいな)」
「この人はよく飲むな!食うな!(いやだな)(かわいいな)」
「この人は女性的(男性的)だな!(いやだな)(いいな)」
と、言うように一つの事でも捉え方は千差万別です。
このような経験を多く積む事によって色々な事が分かってくるのではないでしょうか?
でも自分の部屋に引きこもっていたのでは、出会いはありません。
第二のキーワードに「外へ出る」をあげておきます。
「人の心を読む能力」「外へ出る」の2つのキーワードが揃えばOK?
答えは「NO」
次のキーワードは「人格のレベルアップ」です。
これが今の時代には一番欠けていて、年齢はいってもいつでも「子供的人間」が多いような気がします。
「人格をどう作るか」・・自分では簡単に作れない事をまず自覚しなくてはいけません。
それではどうするか?
他人、家族、上司等から「厳しい指摘」を多くしてもらう。家族・上司・同性・異性関係なく、ドンドン指摘してもらう。・・反論があれば反論し、意見をもらう。
今はこのステージが少なすぎる為、何だかわからない優しそうな子供的人間が増加しているのではないでしょうか?
最近若者の中で仲良くしていても「友達ではない」など、意味不明の発言をする方が多いような気がします。
友達ならば良いところだけでなく、悪いところをきちんと指摘しても友達関係は壊れないはずです。
それで壊れてしまうようなら、その人は自分の成長にとって、本当の友達ではなかったのではないでしょうか?
1.食事のマナーでも2.口のきき方でも3.態度でも4.行動でも何でも指摘してもらう。
何でもいいから指摘してもらう→反論前に自分で1回考える→改善する事は改善する(反論でも良い)
このフローが「人格のレベルアップ」には必須ではないかと考えます。
そして最終キーワードが一番大切で一番難しいキーワード「強く愛するエネルギー」です。
このエネルギーがないような方が最近多いのではないでしょうか?
間違えないでくださいよ!!強く愛するエネルギー=SEXが強いではありません。
困っている人や障害のある人や全ての生き物に愛情を持てますか?
より多くのものに愛情を持てますか?
そして目の前に運命の人がいつか出現したら、他人より大きな愛のエネルギーを生成できますか?
私には最近このエネルギーが世の中、全般に少なくなったような気がします。(犬や猫を可愛がる代替愛情とは混同しないでください)
今回のキーワード「人の心を読む」「外へ出る」「人格のレベルアップ」「強く愛するエネルギー」
これこそ結婚への成功キーワードだと勝手に思っている結婚コンサルタント(?)SEからの一言でした。
発言者:(S.E.)Y