第33回 「仕事について考える」

初登場Aです。女性の視点や立場からいろいろなことを述べていきたいと思いますので、今後ともどうぞよろしく。
今回は仕事について考えてみたいと思います。

はじめに、何故人は仕事をするのでしょうか?
時々、仕事場を学生時代の延長と思っているような新人さんや社会人としての心構えがまるで出来ていない新人さんたちに出くわします。仕事をする意味すら理解せず入社してきます。
かくいう自分はどうなのかと言えば、だいぶ昔のことなので記憶も朧気ですが、働く=お金を稼ぐ=自力で生活する=自立、と考えていました。いわば親からの巣立ちですね。
現在では、就職はしていても自立できない人たちが想像以上に多く驚きますが、自分の将来についてきちんと考えているのでしょうか?
親が生きているうちは、何とか生活できるかもしれませんが、その後どうなってしまうのか・・・私だったら寒気がしますが、そういった人たちはきっと想像もしないのでしょうね。
このままの状況が続けば、高齢化や少子化の問題による労働人口の落ち込みは、近い将来国家の破綻(既にしているかも)につながりかねません。特に若い人たちには最低限、自活できるたくましさを持っていただければ、と思っています。

次に就職するとき何を基準に、職業・企業を選択しているのでしょうか?
私の場合は、単純にプログラムを作成することが面白そうだったから。
県の臨時職員をしていたとき、パソコンでアンケートを入力・集計すると言う仕事していました。そのパソコンのマニュアルにサンプルプログラムがあり、手順どおりに入力したら、あら、動いちゃった!あら、楽しい!と思ってしまったのです。その後、臨時職員の雇用期限が切れ、縁あって現在の会社に就職することと相成り、パソコンの基礎知識がまるでないド素人だったことが功を奏したのか現在に至ります。(無我夢中でしたが、自分なりに努力はしたつもりです。頑張って情報処理の国家資格も取りました。)
もし、臨時職員のときプログラムに出会っていなければ、今の職業は選択しなかったと思います。
最近は自分の適性に合った職業を選ぶことを学校やハローワークでは勧めているようです。
適性があると言われ、その職種を選択して正解の場合もありますが、自分が好まない職業だったらどうでしょうか。
統計学上の適性はひとつの指針であってすべてではないと思います。
適性とは、いかにその環境(職種または会社)に自分を合わせられるかだと私は思います。
職業を選ぶ基準はやはり自分が興味があったり、好きだったりと言うことが重要ではないでしょうか?
と、ここまでが就職のスタートライン。
実際に就職してからのほうが長い道程です。就職に期限がありませんから…。
一生を通じてひとつの会社を勤め上げるのも、キャリアを積んで別の会社や職種へ転職するのも自由です。
企業側としてもこれから頑張ってくれるであろう人材に先行投資を行うわけで、出来れば同業他社がほしくなるような人材に育ってほしいと願っています。
キャリアを積むということは簡単なことではありません。
例えば自分がすごいと思うプロのプレイヤーを思い浮かべてみてください。
彼もしくは彼女も最初は初心者でした。上手、下手はあるにせよ、初めから今の自分ではなかったはずです。成りたい自分に向かって、日々努力した結果が現在の姿ではないでしょうか?
キャリアアップするためには目標(例えば社長になる、年収1億などの大きなことから、毎年温泉旅行する、友達とおいしいものを食べ行くなどの小さな目標でもいい)を持つことが大切だと思います。
それにより仕事も頑張れますよね。
その積み重ねがいつしかキャリアにつながればいいのではないでしょうか。
最後に当社には「現状維持は退歩である」と言う社訓があります。
現状に甘えることなく日々進化せよとの厳しい掟。私自身も含め社員一同、日々これ精進中……のはずです。

発言者:(S.E.)A

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