第32回 「現状日本への改革提案レポート」

現状の日本は1000兆へせまる赤字国債(1000兆超なら国家沈没)と急速な高齢化と
中小企業の元気不足と若者の元気不足が問題です。

今まで楽観的見地で、人生を過ごす事のできた人も今後はそうではなくなります。
住民税や市県民税等のアップで、ますます地域間格差を含めた問題は深刻です。

<<財政健全化について>>
各市町村・県のEA化(エンタープライズアーキテクチャー)の早期実現は必須です。
EAは現在各県や市町村でバラバラに開発していた住民管理や固定資産管理のシステムを
ほぼ統一的にシステム開発していこうという考え方です。
各官庁や市町村の財政面から見ても絶対に実現可能です。
この考え方に反対なのは今まで甘い汁を吸ってきたITベンダーです。
そんな事は関係なく、各市町村や県は自立優先でそのような呪縛から早く脱却する事をおすすめします。
すべてのITベンダーが協力しない訳ではありません。
国内のメーカーがダメなら国外からでも良いというような大きな眼や見識を持つべきと私は考えます。
住民第一のシステム造りを考えましょう!
システムのコストアップの負担は絶対に住民負担の見地からするべきでなく、
強引にでも各首長はEA化を推進していただきたいと思います。
(できれば命を賭けろとは言いませんが、首をかけて、後世に名を残してほしいものです)

<<人口減少&高齢化について>>
近年結婚しない人が増加しているような気がしますが、私の勘違いでしょうか?
また結婚率が上がっていても、離婚率もさらに増加しているような気がするのですが・・。
この問題は深刻な問題でこのままでは益々人口は減少していきます。
この原因をSE的に分析すると
1. 自己中心の考え方
2. 個人の世の中のフレームワーク認識欠如
3. 魅力的な人間になる自己努力不足
等が原因と思われます。
特に私的には男性も女性も自分を磨いて(内面的美)、より魅力的な人間になっていただく事を期待しています。

老人も元気な方は1日も長く仕事をして、世の為、人の為にがんばる根性は必要です。
頑張りたくても体調を壊したり、仕事のキャリアがなかったりで、
働きたくても仕事のない方が今後はますます多く出現するからです。
「俺は金があるから、仕事はしない」は理解できますが、「労働者不足」で「日本沈没」になっては元も子もありません。
高齢になっても得意分野では貢献する。料理なら料理。家庭菜園なら家庭菜園。ボランティアならボランティア。
お金を稼ぐ人はお金を稼ぐ等、みんなで協力して自殺者の少ない、少しでも楽しい老後を送れるようにみんなで努力しましょう!!
私は昔の「長屋」のようなライフスタイルでみんなで仲良く暮らせたら、幸せなのではと思っております。
ただ、高齢な方は「老人」であることを自覚しなくてはいけません。「加齢臭」対策なら「ちょっとオーデコロン」でも、「食事マナー」対策なら「自覚してマナーをお勉強」。
それでも努力もしない人はやはり「仲間外れ」的存在になってしまうのもしょうがないかも知れません。
そうならないように努力しましょう!!悪い所はきちんと若者にも指摘してもらいましょう!!!

<<議会制民主主義について>>
現在、日本は「議会制民主主義」ですが、選挙時の政党別当選人数で全てが決定されます。
政党別に多くの議員が入れば、強行採決で一発突破です。話し合いもかっこだけ。数の論理です。
昔はもっと気骨のある政治家が存在していたような気がします。
政党にきちんと意見を言える腹の据わった人物がいたはずです。
現状の人員を分析すると、衆議院は半数、参院も半数か存在すらいらない、県議も市議も半数で良いのでは・・。
理由は過半数かどうかだけで決議はされるからの判断からです。
誰一人、自分の所属している政党に文句を言わない現状の民主主義は本当の「民主主義」なのでしょうか?
議員の職にしがみ付かない誠の精神を持つ議員に次回の衆議院選挙では投票しましょう!!
それにしても議会制民主主義をもっと根底から考え直す時代に入ったのだと思いませんか?

<<教育について>>
昔から言われて久しい「EQ」をUpする教育は本当になされているのでしょうか?
EQ:Emotional Intelligence Quotient(心の知能指数)
IQのUpも重要ですが、社会に出てからの別物の競争では「EQ」が非常に重要です。
「IQの高い、EQの低い学生」が世の中に出たとたん、何故?何故なの??と悩んでいる姿をよく見かけます。
そのような人はIQが高いばかりにすべての人を上から目線で「どこか見下している」のです。
意識していればまだしも、それが「無意識」で行動するから厄介なのです。
私はそのような人物をいっぱい見てきましたが大成した人は少ないですし、大成しても友達や友人が極端に少ないような気がします。
又、若者がどのように生きていけば良いのか分らなくなってきている現状があります。
人生は1回しかありません。そこで成功するには・・・。どうすれば????
SEからの提案としては1回しかない人生のいろいろなシュミレーションをするべきと考えます。
人はどのように生きてきたかを先輩たちから聞くまたは教えを請う事が最善ではと思っております。
そのためには偉人たちの「伝記」を読むことも重要ではないでしょうか?
福島県の偉大な英雄「野口英世」。私は大好きな尊敬する福島県の先輩です。
彼も生きていればいろいろな教訓を私達に聞かせてくれると思いますが、
私が個人的に聞きたいのは、先輩の偉大さは理解しました。でもいろいろ悪事もしてきませんでしたか?という問いです。
先輩に対し大変失礼ですが「カキを盗んだ」とか何でもよいので俺も悪事をしてきたよ等の悪さをした話を聞かせてほしいのです。(俺も普通の人間だよ!!と若者に伝えてほしい)
私見ですがすべての偉人が「聖人君主」として生きていないような気がするからです。
このような先輩の人生の「良い行動」や「悪い行動」を今の悩んでいる若者に聞かせるべきと考えます。
本当は授業で「学校の先輩の人生」と題し、社長さんもホステスさんもプータローも嫌かも知れませんが後輩の学生に伝えるべきと考えます。
自慢話はあまり要りません。悩んだことや人生のターニングポイント等を後輩にきちんと話して、後輩に何かを伝えてほしいのです。
伝わるかどうか?は分かりませんが、一部の人は何かをつかむ様な気がします。
このような授業は絶対、有益で、学生も居眠りせずに真剣に聞くような気がするのですが・・。

<<宗教家からのお話について>>
もう一つの教育の提案に、教会の牧師さんやお寺の住職のお話を聞く事を提案します。
(宗教家からのお話や教訓GETです)
現在、毎日毎日、自殺者が急増している事実があります。
死んでは何もなりませんし、神様にも失礼です。
自殺する前に教会でも、お寺でもよいので「話が出来る環境」を整える提案です。
確かに世間ではクソ牧師とクソ住職とか言っている方も多く存在しているし、事実そうなのかも知れません。
しかし彼らは「宗教家」です。
その彼らのお話を聞いてから自殺しても遅くはないのではないでしょうか?
一人で悩むのはナンセンスで誰かに話をしてみましょう!
解決はできないにせよ、何かを得られるかもしれません。
(このような事業も国できちんと予算をとって実現するのが良いのではと私は考えます)

今回はこの辺でやめておきます。(続編はまた書きます)

発言者:(S.E.)Y

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