第14回 バーコードのお話(2)

現在、携帯電話などのコマーシャルで有名になった2次元バーコード(QRコード)は、みかけはまだら模様でなんだか不気味な形ですが、JANコードなどと違い、最大で1800文字以上の漢字仮名交じりの情報を埋め込める事が出来ます。この「QRコード」はデンソーウェーブという会社で開発されました。

最近ではこのQRコードをベースにした新しい2次元バーコードが登場しています。1つは「モバイルコード」、もう一つは「MS-CODE」です。モバイルコードはクロスメディアインフォメーションセンターが開発・運営し、電通や電通テック、シャープ、デンソーウェーブの出資により2004年6月に設立されました。モバイルコードの特徴としては、現在のQRコードに偽造・改ざん防止、アクセス制御の機能をプラスしたものになっています。また、携帯電話のキャリアを問わず使用出来ることも特徴の一つです。クーポンなど、携帯電話の画面に表示したコードを店頭にあるバーコードリーダーで読み取る利用法ならば、カメラ付携帯電話である必要もありません。大きな特徴であるアクセス制御とは、例えば雑誌にモバイルコードを印刷してサイトに誘導する場合、時刻によって異なるメニューやクーポン情報のページを表示する…といったような使い方が出来ます。プレゼント応募などで一人1回限りの制限をかければ、重複応募も防げます。

もう一つの進化形が「MS-CODE」で、メディアスティック社が開発し、NECや東京ガスなどが出資しています。2005年の早い時期の実用化に向け、開発が進んでいます。特徴としては、モバイルコードの機能+個人情報の登録・管理が可能になっています。MS-CODEを使うと単純にサイトへ誘導するだけでなく、次に「何をさせるか」までを規定する事が出来ます。ユーザはメニューからリンクをたどるなどの面倒な操作をせず、直接、商品購入サイトや音楽ダウンロードサイトにアクセスする事が可能になります。通常、商品購入をする場合には、氏名や住所やクレジット番号などが必要になりますが、MS-CODEを使って「商品購入」のアクションを実行する場合には、MSサーバに複数の暗号化方式を用いて暗号化、格納してある個人情報を必要に応じてユーザの承認を得てから情報提供事業者に渡す仕組みになっています。

このようにORコード等のバーコードは日々進化しており、今や携帯電話を持っていない人はほとんどいないので、このようなコードを利用したソリューションは有望市場です。このような技術を様々な企業でどのように利用するかは経営者の方々やSEの腕にかかっていますので、今後はこの分野での更なる研究が必要ではないでしょうか?

当社も様々な利用法を現在、研究・開発しております。皆様もなにか良いアイデアがありましたら、当社にメールをお送りください。この市場はまだまだ未開拓なので、アイデア次第ではおもしろい利用法がまだまだあるのかも知れません。現在フリーターでも「一発ドーンとあてて、大金持ち希望」の方は知恵を絞って考えてみてください。

発言者:(S.E.)Y

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