第91回 「ベンチャー起業の当社をSE的に分析する」 (起業者支援No1)

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当社の2015年目標は「起業」支援という明確な目標がありますので、
起業に役立つ情報をと、あれこれ考えましたが、最終的に当社を分析する事が
起業者へのアドバイスにも役立つと考え、今回は「当社分析」で発信いたします。

当社は1981年1月起業、2015年で第35期を迎えました。

当社の特徴は
1:無借金経営
2:少数精鋭(社員数起業以来30年以上15名前後)経営
3:配当毎年20%継続(20%x33年配当=660% 出資金が1000万なら配当6600万)
4:販売先は全国に存在
5:パッケージではなく、システムを創造・構築・提案・稼働する会社
6:専業営業が存在せずに新規ユーザー獲得は「ユーザー」や「知人」からの紹介が多い

等です。

下記に一項目ずつ説明します。

1:無借金経営

通常起業する場合はまず考えるのは「銀行からの借り入れ」ですが
本当にこの事が正解でしょうか?
若者が何か高額な商品を買い物をする場合、
①お金を貯めてから買う
②後先考えずに、カードで買う
の2案があった場合、あなたは若者へどうアドバイスしますか?

圧倒的に①案が多いし、そのように指導するでしょう。

では会社の場合はどうでしょう?

一概に言えないのですが、先ずは「自力」資金でと考える事が第一では
ないでしょうか。
何も考えずに、計画もなしに「借金申込」「借入申込」はあまり賛成しません。


全部が全部、このように起業を考えよとは申しませんが、先ずは自力でと考える事が
重要です。
安易に考えることはダメ行為です。じっくり考えることこそ重要作業なのです。

無借金経営のメリット
①いざとなれば借金できる余力があるので経営に余裕ができる。
②経営状態思わしくない場合も、借入先から色々クレームを入れられない。
③自由な発想の経営が可能。
④廃業時に資金的に誰にも迷惑がかからない。

無理だと考える前に一度本気モードで考えてください。

2:少数精鋭経営

当社は35年前、現在の不況期をイメージして、会社を設立しました。
だから、今でも少数精鋭です。
少数精鋭は少人数というデメリットという考え方もありますが、100名社員が
存在していても優秀社員が少数では同様状態になります。

要は社員の質が問われます。

起業時もいくら仲良くても、「能力の無い人」「他人頼りの人」とは一緒に起業しない事です。
起業失敗例でも、その傾向が顕著に表れています。

当社は少数なので人件費も少なく、売上が2年以上ゼロであっても借金しなくてよい
現状です。

各種イベントもクリスマスプレゼントも飲み会も会社の全支払可能なのは「少数精鋭経営」の
大きなメリットなのです。

3:配当20%継続

起業時に資金を集める事は大変な事ですが、当社みたいに33年間連続で20%配当
をしている会社があるのも事実であること、ご確認ください。

<当社の例で計算>
友人から100万出資して頂い場合、初年度無配としましたが
2年目から33年間連続で20%配当受け取るといくらになるか。

(100X20%)x33=660万配当受取
プラス1株価値から計算の株価評価額=1500万以上の財産。

このように経営内容の良い会社に成長すれば、どんどんお金の入ってくることも事実ですので
良き起業者へはどんどん出資すべきと考えます。

起業者側も数年後から配当出すよでは「決意弱すぎ」です。
起業1年目遅くとも2年目からは配当を出しましょう。
起業者自身の給料も大切ですが、ドキドキで出資して頂いた人への感謝の配当も重要なのです。

4:当社の販売先は全国

昔と違い、新幹線も飛行機も便利です。
ネットも普及し、どんどん広報も可能です。
良き商品であれば、全国・全世界に販売できるはずです。
出来ないのはその商品やシステムに問題があるからです。

この自信があれば、「起業」、中途半端な自信なら「起業しない」選択肢で
良いのではないでしょうか。
中途半端で考えるくらいなら、一所懸命真面目に会社へ貢献して高給で定年まで勤めあげる事です。

5:パッケージではなく、システムを創造・構築・提案・稼働する会社

出来上がった1つのシステムを販売するパッケージ販売という形式を当社は
とっておりません。
理由は「システムは生鮮品同様、腐るからです」
当社の戦略ですと、腐らない代わりに、絶えずシステムを改良する体力・知力が
必要になります。
確かに大変ですが、他社視線で考えるとより良き改善システムに追いつけ追い越すのは
多大な時間を要します。 
継続は力なりですが、継続は「安定経営の礎」でもあります。

当社の戦略は競馬で例えれば、「逃げ馬」戦法です。
どんどん逃げて逃げまくり、新規製品を開発し、おっかけてくるライバル他社を
諦めさせる戦法です。
その為には「多くの経験と技量」が必要とされます。
そのような理由から当社はあまり残業はしませんが、多くの経験を積ませます。

営業的にも当社の社訓「全員が営業である」がありますので、技術者も営業努力を
しております。

そんなの無理だ発言の方々は「時代遅れ」と御認識ください。

6:専業営業が存在せずに新規ユーザー獲得は「ユーザー」や「知人」からの紹介が多い

有難いことにユーザーや知人のご紹介での商談が多いのが当社の特徴です。
同時にWEBからの問い合わせからの商談も多いのが現状です。

また起業時よりシステムを熟知していない社員が、システムを営業できるかが
疑問だったので、当社では「SE営業」(営業とSEが兼業)という体制を30年以上
継続しています。

同時に「商売」を単純に考えております。

専属営業の存在が無くても「良きものは売れる、悪しきものは売れず」です。

そのことを証明するように当社は「HPからの問い合わせ」が多く、上場企業へも
HP経由で販売されています。

上記の考えを基に、日々精進しているのが当社です。

年齢は63歳から20歳まで、仕事をサボっているとすぐわかる当社からの発信でした。

起業の方々にとって少しでも参考になればよいと思い発信しました。

起業に関して、当社は資金的にも営業的にもご協力していく所存です。

アドバイスが必要な方は当社見学も可能ですし、県外へも出張していますので
各種ご協力は可能です。

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