第154回 ノコ・プロジェクト
いつもお世話になっております。プログラマーのMです。
以前、No144のブログでウォールアートプロジェクトについて紹介いたしました。
今回は、その活動の一つ、ノコ・プロジェクトについて紹介したいと思います。
ノコプロジェクトは、NPO法ウォールアートプロジェクト様の「社会彫刻」としての取り組みです。
【イラスト:ノコ・プロジェクトのロゴ】
※ノコ...もう十分です、ストップ、I don't want more. というインド西部に暮らす先住民ワルリ族の言葉
ノコ・プロジェクトとは、大きく分けて3つのステージに分かれています。
ファーストステージ:家を建てる
セカンドステージ:学び・ワークショップの拠点にする
サードステージ:産業やエネルギーでノコを形にしていく
今回は、インドのワルリ族の人たちと一緒に家を作るファーストステージについて紹介します。
ファーストステージでは、「家」5棟、「母屋」1棟を建てます。
「よいものを捨てずに残すひとつのモデルケースを作る」ことが目標です。
ワルリ族の生活に学びながら、日本の暮らしに関わるデザインを融合させて、
一緒に暮らしを考えていく拠点にして行きます。
また、家を建てている最中に、経済効率やカーボンフットプリントで
事業の成果を数値化することにも挑戦して行きます。
※カーボンフットプリント...
生活・活動していく上で排出される二酸化炭素などの温室効果ガスの出所を調べて把握すること
【写真:家づくりをしているメンバー】
家づくりがスタートし、コーディネーターである浜尾和徳さんはじめプロジェクトのメンバーが、
住民との話し合いを行い、プロジェクトの説明をしたり、住民が感じていることを聞かせてもらったりと、
お互いの存在を知らせ合う良い機会になったそうです。
家を建てるための柱を埋める60㎝分の土を掘る作業はとても大変だったり、家づくりの途中で、
壁材の竹が手に入らなかったりと、数々の苦労を乗り越えて無事に「家」完成セレモニーを迎えることができたそうです。
今回、ボランティアとしての参加はできませんでしたが、クラウドファンディングのMotionGalleryから
役員・社員がプロジェクトを応援させていただきました。
【写真:石に描いたCSHのロゴ】
目標金額までまだまだですが、2015年5月29日23:59まで応援は可能です!
もし、興味のある方は、応援してみてはいかがでしょうか?
そんな私も、応援してから、プロジェクトの進行状況がメールで届くのが楽しみになっております。
以上、ノコ・プロジェクトのご報告でした。