第38回 個人が何を出来るかを考える時代へ

現在の不透明感の強い時代に人々は「何を考えていけばいいのだろうか」とSE的に考えてみました。

老後不安(健康面・金銭面等)や一生を生き抜けるかや子供達を育て上げられるか等の不安を皆持って生きています。

そんな今の時代に多くの人は「国が悪い」「政治が悪い」「教育が悪い」と考える傾向があります。
その事自体は私も正しいと思いますし、宴会時等では大いに盛り上がりそうな話題ですが、所詮、評論家的意見で問題提起としてはOKですが、ただそれだけです。

一歩踏み込んで、それらの問題を提起し、あぶり出し、その解決法を探る事が重要です。

又「国は何もしてくれない」「県は何もしてくれない」「会社は何もしてくれない」的意見も良く聞きます。その事自体も正論ですが、冷静に考えると、もうそんな時代は終焉したのかもしれません。
時代は変化し、P・F・ドラッカーも言っている通り「個人が何を出来るかを考える時代」に入ったと認識するべきかも知れません。

極論ですが、何もしてくれない事が「普通」と考えるのです。

ぼやく暇があるなら、解決策を自分なりに考えてみる。
=政治家任せにしない。役人任せにしないという考え方です。

何もしてくれないのだから、個人が行動してどうにかする。その意見を各自持ち寄り、意見統一をはかる。

①国が悪い
⇒税金の無駄遣いをした役人や政治家は重い重い刑に服させる。
⇒結果として悪い結果をもたらした責任者を公表し、謝罪させる。
⇒最終的にどうにもならないのなら、日本を出ていく覚悟を決める。
等、色々な意見があると思います。

②政治が悪い
⇒議会制民主主義を根底から見直す。
⇒政治家は何の為に存在しているかを再度きちんと定義する。
⇒政治家をチェックするTESTや第三者機関を設立する。
等、この分野でも色々な意見があると思います。

③学校が悪い
⇒何が問題なのかを明確化する。(いじめ)(先生のメンタリティ)(先生の能力)(生徒の基本姿勢)
⇒地域で解決できる問題はないのかを考える。
⇒先生の能力チェックをきちんとする。
⇒生徒の基本的姿勢を第三者がきちんとチェックする。
⇒モンスターペアレンツの存在をきちんと定義し、対策を練る。(先生への協力体制を作りだす)
等、この分野でも色々な意見があると思います。

今までとガラリいっぺん「個人で何を出来るかを考える」方向でみんなで知恵を出しませんか?

もう「グズグズ」の世の中はやめましょう!!改善しましょう!!大変革をしましょう!!
でもそんなこと出来ない・・・・・(じゃ、どうします??)
個人個人が情報を集めたり真剣に考えたりして、様々な事に参画する=知恵を出し合う。
日本人はそれほどバカな国民ではありません。(一部の存在を除いて)
変える事は不安ですし、勇気のいる事ですが、しっかりしたマインドを持っていれば実現は可能です。

だめなものは「破壊」し、そして創り出す「創造」。
ドラッカーも言っている「破壊と創造」の哲学です。
早いとこ、とっとと変えましょう!!

そうすれば、必ず住みやすい世の中になると確信します。

恐怖心のみで何もしない。これが一番最悪ですし、農耕民族=日本人の一番悪い「クセ」です。

現在生きている我々で「悪いクセ」は早く治しましょう。=日本人の将来の為に。子供達の為に。

ちと、力の入ったSEからの一言でした。

<附録>
本日で期限日を迎えるガソリン税の暫定税率問題でSEからの一言(提案)

暫定なので以前国会で決議した議員さんに敬意を表して、当然本日で暫定税率を止める。
その上で本当に必要であれば、増税案(?)かもしれませんが、新規に税率を決定して国会に提案→議論→暫定案でなく本格決定にする。・・決議OKかは不明ですが。
確かに自民党にとっては選挙に影響は出るかもしれないが、この方法がBESTですし、正攻法。ごまかし衆議院戻しで強行突破=次回選挙敗北は明白。

発言者:(S.E.)Y

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