第155回 ノコプロジェクト報告会

お世話になっております。プログラマーのUです。
前回お伝えしたノコプロジェクトの報告会が5月21日に行われました。
今回も協賛企業として参加してきましたのでご報告します。

インド大使館から一等書記官も含め、立ち見が出るほどに多くの方がご来場されました。
noco design
【写真:noco design】

インド西部のガンジャード村に拠点となる家を自分たちで建てたことの報告と、
参加者に今の生活・これからの生活を考えさえてくれました。
・ノコとはなにか?
・サーグの木の減少
・自分の庭のサーグの木も許可なく切ってはいけない
・レンガ工場による森の減少
・レンガ工場の「労働」とゴーバル(牛糞)で家のメンテナンスをする「生活」の対比
・何故土と木と牛糞の家なのか
・でも現地の女の子は近代的な家に住みたい

ノコプロジェクトのファーストステージの一棟目を立てた時点で、
もうすでに様々な気づきや新たな目標が見えているようです。

【写真:おおくにあきこさんと浜尾和徳さんとすいすい君】
ノコプロジェクトを通して経験したことを日本でも多くの人に知ってもらいたいという気持ちから
福島での講演も始動しています。

小学生のすいすい君が現地で友達を作り、
パチンコ(スリングショット)勝負をした体験等をつづった日記を見たときに私はとても感動しました。
福島での講演をする際には(すいすい君がよければ)この日記の紹介もしてほしいと思います。


【写真:臼井健二さん】
写真はモバイルコンポストトイレやアースオーブンの指揮をとった安曇野のシャロムコミュニティ・臼井健二さん。


モバイルコンポストトイレ
※コンポストトイレ...好気性微生物による分解・堆肥化させる、水を使わないトイレ
今回作成したものはし尿分離型で、それぞれを肥料として使うことができます


※アースオーブン...土で作るドーム型のオーブン
高火力で火が噴出しているところではお湯を沸かしたりパンを焼いたりすることができ、
雨水をシャワー等に使える臼井式多機能アースオーブン

報告会でも上映されていたのですが、
ノコプロジェクトは何をするのか分かりやすくアニメーションになっているのでぜひ見てみてください。
おすすめです。


ボランティア参加者やワルリ族のみんなの声が収録されている「nocoのつくりかた 2015」が完成しました。
住んでいる世界について考えるきっかけになるような気づきを与えてくれる本に仕上がっています。

前回紹介したクラウドファンディングの目標は皆様のおかけで達成しました。
まだまだノコプロジェクト続いていきますので、これからも継続して応援していきます。
気になった方、興味を持たれた方は是非一緒に応援していきましょう!
ボランティア募集についてはこちらのPDFをご覧ください。

以上、ノコプロジェクト報告会でした。

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