第100回 「従来の常識は将来の常識ではない」其の四

SE一言集も100回を迎えました。
2000年以来、色々な発信をしてきましたが、これからも皆様にとって
有意義になるような発信を続けていく予定ですのでご期待ください。

100回目を意識し過ぎた余り、力が入りすぎ何も書けなくなったので
やはり普通通りでいこうと思った途端、急に発信したくなりました。
人間とは摩訶不思議、人生も摩訶不思議ですね。

さて今回は2006年以来発信してこなかった「昨日の常識が明日の常識ではない」と
私の尊敬するドラッカーが提言していた考えを引き継いで、其の四を書こうと思います。

時代と共に色々な事が変わっていますが、その環境にすぐに順応できないのが人間です。

その観点から現在の問題点を浮き彫りにして下記に記したいと思います。

本日知ったことに某銀行のATMが朝7時から夜10時まで稼働していた事。
単純な事ですが、ユーザー目線からの変更で良き事だと感じました。
同時にコンビニがあるので銀行ATMは不要ではとの議論が社内でされたことは明白だと思いました。

では本題へいきましょう!!!

【教育】
授業料が高額なのに、プラス学歴尊重ではない時代に面白くない授業が多い事が問題。
また生徒が授業で知りたい事と教える事が大きくかけ離れている現状があるのも問題です。
「知識」フェーズの詰め込む授業はしょうがないにせよ、それ以外の授業は
面白く展開していく先生側(教授側)の工夫が必要だと思います。
どうしたらお金持ちになれるの?人生の成功者には何が必要なの?
等、くだらないと思える生徒の関心への回答も授業で展開できるのではない
でしょうか?
そのためには学外の色々な人と連携する事が大切です。
<解決キーワード>学校と企業連携での面白い授業展開

【テレビ】
今出演している方や企画をされている方には大変失礼だが、ちっともテレビが
面白くない。同時に制作経費の低減観点でくだらないことを引っ張って番組を
作っている気がする。もうそのような番組は止めよう。何故限界だと思わないのか不思議だ。
<解決キーワード>テレビチャネルの大幅改革、公の電波で流す内容を産学官で提案

【自治体】
「公務員は将来が約束されているので安心だ」と具体的に誰が言ったのか私は知りたい。
今までの仕事の内容と作業時間や仕事チェック体制の甘さ(ろくに仕事もしていない)は
今後はそのようにはならない気がします。
IT技術の進歩で各人の仕事内容の優劣が簡単に判断つく時代がきっと来ます。
同時にクラウド自治体による国家的標準化がなされれば、今の公務員の半分で
対応可能だ。
ロボット技術の進歩も加速されるのでその傾向は加速されそうだ。
<解決キーワード>クラウド自治体とロボット技術

【就活】
今までは大企業中心に人気があるがこれからはその方向性一辺倒ではない気がする。
サンヨーしかり、シャープしかり、これからまだまだ多く発生する問題&破綻企業は大企業中心
のような気がする。
大企業はいち早く企業内を細分化して、フットワークの軽い企業に変貌するべきと思われる。
就活をされる方はリクルート担当者の甘い口車に乗らずに、下記のような企業チェックをしてほしい。
(チェック項目)①自己資本比率②入社後離職率③売上で何年生き延びれるか?④企業哲学
<解決キーワード>企業内容のOPEN化(OPEN化していない企業は就活禁止)

【若者】
現状日本の若者行動:自分では本意ではない事でも友人と揉めない&嫌われない行動は
本当に正しいのか?
現状日本の若者行動:自分では本意ではない事になびく&引きずられる行動の怖さを
知っているのか?
学生時代と違って一歩社会人になったら、社内&社外色々な事でぶつかることだらけだ。
そこでほしい能力は「真の正解思考」だ。表面的な対応など無駄と考えた方が良い。
社会とはそのようなところだという事をきちんと理解して学生生活を送ってほしい。
<解決キーワード>嫌われても大丈夫だとの勇気&自分の意見を発信する勇気

【介護】
介護の離職率の高さが問題になっていますが、極めて当然な事でしょう。
給料も魅力無で何であの過酷な現場で仕事ができるでしょう。
人生哲学をきちんと持って、人間的に完成されていないと長期勤務はまず無理でしょう。
これからはやはりロボット頼り、外国人頼りは仕方ない方向性であると思います。
無理に補助金頼り、人間だけで解決しない事です。
現状、綺麗好き&ぬるま湯日本人が出来る訳がない。
<解決キーワード>ロボット化

【結婚】
少しでも年齢を重ねると「結婚」「結婚」と騒ぎ立てる家族の方々がいますが、その方々の
心情は理解できます。ただし経済的にも「結婚」できない方にそれを連呼するのはかなり
の苦痛を覚えると思います。
ベストは結婚して、離婚せず、子供も出来て無事育てあげ、亡くなっていく事ですが、
このベストを目指せない方はプチベストを模索するべきと考えます。
一人でいる恐怖はやはり「孤独死」だと思います。亡くなって一週間後に腐乱死体発見は
やはり問題で惨めです。
プチベストとは「一緒に居れる方を探す」です。異性同性問わず、年齢を問わずに探すことです。
現状日本の3組に1組の離婚率を考えると安易に結婚する甘さもあるのではないでしょうか。
きちんとこの辺りを考えて生きていきましょう。
<解決キーワード>同棲哲学の一般化

【柔軟な働き方】
当社も厚生労働省から「輝くテレワーク賞」を昨年大臣表彰されましたが、テレワークに限らず
様々な働き方が存在しても高齢化社会においてはしょうがないのではないでしょうか。
①自宅でテレワーク
②拠点でのテレワーク
③短時間労働
④季節限定労働
⑤「副業」での週末別会社勤務等
特に⑤「副業」に関しては各企業真剣に考えてほしいと思います。
就業規則で「副業禁止」事項は時代遅れです。
仮説として今勤めている会社がちょっと問題有るのなら別会社で将来の安定を模索していきたいとの
考え方に何の問題があるのでしょうか。
<解決キーワード>テレワーク推進と副業の推進

以上、つらつらと書き綴りました。

改革者は将来に向けて分析し、そして仮説を立てながら現状問題点を浮き彫りにし、改革実行します。

沈没ぎみの日本をきちんと、将来を人任せにせず、積極的に自分で考える&変えていく事が大切です。

SE:Y

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