5.起業時のCI (Corporate Identity)

  • Clip to Evernote
  • Check
どこの会社でもですが、信用ゼロから出発しなくてはならないのが起業というものです。
だれでも想定するとは思いますが、「いかに短期間で信用を得る」かが第一の命題です。
そうでないとリースも組めないだろうし、仕入も掛ではとても無理で現金仕入の決済しかない事が予想されました。
いつまで経っても信用されない事には販売も出来ない、商品仕入も出来ない、そのうち現金がなくなる最悪のシナリオも頭をよぎりました。

そこで考えたのがどのようにして会社をイメージよく見せ、信用していただこうかの1点でした。

私の弟が東京でデザイン会社に勤務していましたので(今はデザイン会社起業して社長)、彼の力を借りて、CIを確立して、当社のイメージを高めようと思いつきました。

まず会社のロゴを決定し、封筒やレポート用紙を作成しようと起業当初の予算に思い切って組み込みました。
当初CIをイメージしたのは
1.打合せで使用するレポート用紙
2.大・小封筒
3.シール(カタログ等に貼る)
でした。

ロゴを使用したシールを作成し、カタログ等にべたべた貼ったり、レポートの表紙に貼ったりと、当社を何とか認知してもらえるように、起業スタッフ全員頑張ってアピールしました。又、ロゴのイメージカラーは赤色と水色で決定しました。
(さわやかな若いイメージを連想させる水色と、情熱を連想させる赤色を採用しました)

初めて会社のロゴの校正を見た時、直感的に「この会社はいける」と感じました。
(ほとんど思い込みですが、この思い込みが結構自分自身のエネルギーになり頑張れました)

これも前会社のロゴが私自身大変気に入っていて、そのロゴによるハロー効果が営業には重要であると、私自身も経験上充分認識しておりました。
起業当時は、ロゴやCIに力を入れているのは大手メーカー位だったのでお客様からも誉められました。
その大部分の意見は「予算のない中、CIに費用を使うのはたいしたもんだね」という意見でした。
いい、悪いは別として、他社に比べて目立っていたことは事実でした。
何事でも目立つことは、いいことなので、当初のCI戦略は大成功でした。

起業する方は計画案として
1.会社のロゴ作成を依頼(又は仲間で考える)
2.そのロゴを封筒や社有車に記載する。
3.シールなども作成する
4.カタログやレポートや見積にどんどんロゴを使用する。

このロゴ効果もあり、起業当初から東京のDM送付ユーザーや、システム販売店から問合せを多く頂き、福島にもこんな会社があるんだということをまずは形(ロゴ)から入っていけた事は起業当初から大きな財産でした。
1年目から東京のユーザーを獲得できたのも、私はロゴなどのお陰かなと個人的には思っております。

【私なりのHint】
CIは重要。
起業の必須アイテムと考えます。
特に県外に営業に出たり、納品したりする時の「当社イメージ」の確立の為には重要と考えます。
よく若い人がスポーツ等をはじめる時に「形から入る」と言いますが、その感覚にCIは似ているかもしれません。