第40回 (警鐘)「メンテンナンス軽視は大問題発生や大事故発生に直結」

団塊の世代の引退(プロ不足)+不景気によるメンテナンスコスト節約(メンテナンス不足)=事故UP

今回は考えると恐ろしい、上記方程式について書いてみました。

私の血液型は超A型+慎重派で、絶対に昔からジェットコースターにも乗らないし、飛行機も
あまり好きではありません。
その理由はメンテナンスは各企業できちんと実施してるのだろうけれど、今一信用しておりません。

ジェットコースターや飛行機は必ず、金属疲労を起こします。
それをきちんと発見するのがメンテナンス部の使命です。
昔はその道のプロが慎重の上にも慎重に作業をしておりました。
現在はというと、外部委託(アウトソーシング)で別会社に依頼する事も多いようです。
その事自体は問題ありませんが、自社で作業を行うにせよ、アウトソーシングで作業を行うにせよ
作業を万全に行う必要があります。

特に飛行機や新幹線等はメンテナンスしていませんでした。
⇒その結果、大事故になって多くの犠牲が出てしまいました。
では洒落になりません。

何故か最近は私自身その辺が気になってしょうがありません。


気のせいかも知れませんが、最近はなぜか車両故障等が多くなっているような気もします。
私のように心配している人の為に、メンテナンス情報や管理内容をOPEN化してほしいと思います。

どのような会社が又どのようなスタッフが作業を行い、安全性を守っているのか?

そのような情報をOPENにして頂き、我々に安心を供給していただきたいと希望しております。

メンテナンスという点については私たちIT業界もきちんと考えておかなくてはいけないテーマです。

予防という観点では
1. ウィルス対策ソフトを導入しなくては絶対にいけない
2. 会社に関係ないソフトはインストールしない
3. 容量を考慮して、メール添付したり、保存したりする
4. 万が一の停電に備え、無停電電源装置を導入する
5. 無断でUSBメモリスティックが社内で利用されていないかチェックする
6. 関係のないPCは接続させない

又、メンテナンスという観点では
1. DB(データベース)のチューニングを定期的にかける
2. Server監視をきちんとする(ログを取る)
3. 定期的にPCをチェックする(報告書を役員に報告する)
4. 電源やハブ等の設置が安全か、火事にならないかをきちんとメンテナンスする
5. システムの責任会社や責任担当者名を明確にしておく(転勤等あった場合の変更も完全に)
6. 自社のシステム責任者を明確にしておく
7. 社内の全ServerやPCのIPアドレス含めた管理台帳をきちんと整理しておく

が私が思いついた点です。

まだまだあると思われますが、各社できちんと精査しておく事が重要です。

コンピュータートラブルもノントラブル時は誰も気づきませんが、いざトラブル時は大変な事態になります。


今までの日本人の悪い点=メンテナンス軽視を誰も指摘せず(問題視しない)+問題発生で
大騒ぎ的行動(袋叩き的行為)はもう止めませんか?


メンテナンス重視+問題発生時はきちんと責任者(会社等)を明確にして将来への教訓にする的
思考に変えましょう!!


責任者の方を辞めさせる前に、その原因をきちんと精査しましょう。
責任者を辞めさせても、物事の本質が変わっていなければ何の改善にもなりませんので…。

発言者:(S.E.)Y

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