第77回 IT業界への船中八策

最近、橋下大阪市長の「大阪維新の会」の「船中八策」が取り出されていますが、このような提言は
いつの時代でも本当はやっていかなくてはいけなかったと思います。

やらないできてしまったツケが今の日本の最悪状態を作り出しています。

私たちのIT業界も改革の為の各種提言がなされていないような気がしますので、私なりの
提言「IT業界への船中八策」を下記の通りに記したいと思います。

①まずは、経営者へ
⇒親からの後継で現在社長職に就いている方は、社員からの評判がいい方も悪い方もいらっしゃる
 と思われますが、社員から過半数の信望を得られていない社長は十分反省をしなくてはいけない。
 経営者は社員からの信望があるのかないのかをきちんといつも精査しておくべきと思われます。
 数年間経っても、社員から賛同票過半数が取れない場合は、当然経営者から退場でしょう。
 第一の提言は「ダメ経営者は即時退場」する&させる事です。

②次に幹部社員へ
⇒IT業界の幹部社員で、存在価値が危うい方は多数存在しているようです。
 昔SEで現在管理職のような方も多いと思われますが、たえず社内の自分の価値をチェックするべき
 と思われます。
 実力チェックが重要なので、社長や役員は管理者を四半期ごとに面接やTESTする事を提言します。
 IT業界に存在して、最低限の知識もない方が「管理者」である意味が私には全く理解できません。
 ある程度年齢がいって、退職したくないならば、自主勉強や研修が大切です。
 そうでないと「リストラ」されることは必定です。

③ウツ等の社員を抱えている経営者・管理者へ
⇒今の日本のように生きていく事がだんだん難しくなっていく時代にはどうしても「ウツ」系の病人は
 多くなる傾向にあります。
 当然、IT業界にも同様な事が言えます。
 一番いけない事はどのような社員にもきちんと向き合う努力をしない経営者や社員が多い事です。
 非常にデリケートな問題だけに、企業側はこの問題に対して、対策を放棄している傾向があります。
 そうすると第二・第三の病人が発生します。
 きちんと向き合い、その原因と対策と社内のルール化を図る事を提言します。
 逃げていてはいつまで経っても何の解決もなされないのです。

④IT業界の重鎮PM(プロジェクトマネージャー)や重鎮SEへ
⇒IT業界は昔からどちらかというと高額な価格が当たり前というような態度で受注をしてきました。
 さすがにこのご時世(デフレ)でそのような事がまかり通りませんが、この価格に対してもっと
 プロとして拘って頂きたい。
 プロは「より良いシステムをより安価」に出来るはずです。
 PMやSEレベルも最近は落ち気味ですが、相変わらず高額でボったくっているIT会社の存在が
 あるという事です。
 そのような会社や幹部の方々は「天罰」が下ります。
 優秀なPMやSEなら、出来るだけユーザー目線の価格に合わせられる実力をもちませんか
 が私からの提言です。

 裏で「ぼったくりBAR的IT会社」と非難されないPMやSEの存在を期待します。

⑤派遣という孤独を理解していない管理者へ
⇒当社へ面接に来る人は多いですが、最近感じているのは、派遣型業務を5-6年続けていて
 心も精神も何かボロボロになっている方が多いように感じます。
 そのような方は面接以前の問題ですので、面接前にNGです。
 社員は物ではないので、きちんとした教育やメンタルケアをすべきです。
 自分の勤めている会社にも年間5-6回しか行かないという方もいらっしゃいました。
 派遣社員もきちんと技術的にも精神的にも成長しているかのチェックをしていただくことを
 提言します。

 ウツの原因になっている会社もあるようですので、その時は会社経営者に全責任は
 ある事を忘れないでください。
 そのような認識不足の経営者にもきっと「天罰」が下ると思います。

⑥IT会社社員の方々へ
⇒最近どうしても先輩を追い越せないなと感じている方はいませんか。
 私が知る限り、多いような気がします。
 技術的には先輩より上回ってるのは明らかなのに、何故かSEとして信頼感が少ない。
 何故でしょう?その答えは「自分自身の努力不足」です。
 積極的な「自分磨き」を怠っているため、何年経っても魅力的なSE人間にはなって
 いないのです。
 馬鹿野郎!俺は一人前だの自分勝手&裏付けのない妄想判断が一番いけません。
 他社員から数多くの自分評価を真摯に受取り、それを課題として日々成長していく事です。
 その為にはもっと「人と関わる事」をお勧めします。
 自社でも他社でもよいでしょう。仲の良い友達というより、自分に意見をいつもしてくれる
 友達や友人を作りましょう。
 そのうち作るなんて、考えていたらすぐに30代・40代になって老いぼれていきます。
 大切なのは今。
 積極的に意見を言ってくれる友人を社内社外に作りましょうが私からの提言です。
 特に苦言を呈してくれる友人作りが重要なのです。

⑦入社が決定して、ほっとしている新入社員の方々へ
⇒現状日本において、リクルートが戦場なので予想するに就職後はほっとしている新入社員も
 多い事を想像されます。
 少しはほっとしていてもよろしいですが、入社後が本当の戦場なのかもしれません。
 入社したら、先ずは「社会人の基本」を徹底的に叩きこむ、それから技術的な事に取りかかる
 事で順番を間違えてはいけません。
 第7の私からの提言はきちんとしたPLANを、毎日変更しても良いので、精査しておく事。
 PLANとはすべて仕事の事ばかりではない。
 ①結婚の事②子供の事③旅行の事④資格取得の事⑤年収の事等を
 きちんと紙に書いて、自分自身に言い聞かせる事です。
 今時の漠然と生きて、漠然と死んでいく事への警鐘です。

⑧その会社にかかわる全員へ
⇒①何の為に自分の会社が存在しているか?(創業家を金持ちにさせる為ではないですよね)
 ②何の為に自分は生きているのか?(よく解らないではないですよね)
 ③何の為にこの会社に勤めているのか?(食べる為しか考えていないではないですよね)
 ④何の為に生まれてきたのか?(親に聞いてくれではないですよね)

上記の事を再度きちんと整理して考えましょうが最後の提言です。

「哲学的」な見地からの発言ですが、実は今の時代にきちんと考えなくてはいけない事なのです。
そうでないと毎年30000人以上を自殺に追いやっている世の中を益々加速させてします。
「消費税」「年金問題」等も大切でしょうが、もっと社会には大切な事があるのではないでしょうか。

SEとして考えた「船中八策」ですが、もっとよりよいIT業界に発展に寄与していきたい所存で書きました。

P・F・ドラッカー提唱の「昨日の常識は明日の常識でない」事をもっと心に刻みましょう。

このような改革・改善を図れば、成熟したIT業界がスピーディに実現すると思われます。

今回も思い切り怒っている方、ご容赦を!!

発言者:(S.E.)Y

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