第109回 「ICT業界をボケーっと生きている方へ」

現状日本は異常気象や殺人事件や高齢者事故等々、時代の大きな変わり目に
突入です。

最近は不満タラタラでも「寄らば大樹の陰」戦略で成長もせず、努力もせずに
オメオメと生き抜いておられる方々も多いようです。

いくら不満が有っても、時代は移り変わります。

あなたはICT業界の変化や課題をいくつ挙げられますか?

今回は世の中の変化に伴うICT業界の変化&課題を箇条書きにしてみました。

怖くて不安で「現実直視」していない人は今すぐ「直視」してください!!

<提言1>
今まで思うがままに業界をリードしていたN社やF社が大幅路線変更。
その会社が今まで構築してきた旧オフコンユーザーを捨てに来ている気配あり。
ユーザー側は迷惑千万。
ユーザー側は先を読む先手行動が必要です。
ダラダラと将来のないシステムを利用せずに大手術すべきです。

<提言2>
今までブランドイメージで高額なリース料を頂いてきた大手ベンダーは
デフレ化に伴い、ユーザーから大幅ダンピングを要求されている。
当然の行動だと思う。
やっとユーザーも気がついてきた昨今、良き傾向だと思う。

<提言3>
下請け任せにしてきたシステムが販売先やメンテ先との喧嘩や担当社員退職で
システムをフォローアップできる方が存在しないでシステムだけが独り歩き。
メンテナンス上は非常に危険。
当社にも依頼がくるが、システム概要書も無い、ファイルレイアウトもない最悪
会社が多い。
特に基幹系のベンダーキーマンが外注問わず毎年存在確認すべきです。
このような傾向は近年凄く増加しております。

<提言4>
転職を考えている大企業の社員が看板を捨てると普通の人に
なってしまい、何も出来ない事を痛切に感じるケース最近多数発見。
若い時に努力をしていないツケがドバーっと出ている感じ。
そういう人は絶えずリストラに怯える。でもしょうがない、お前が悪い。

<提言5>
今まで従業員数を自慢していた会社が急にしなくなり、挙句の果てに
IoT時代をフォーカスして、リストラを加速して旧型社員減らし。
スピーディーな経営都合で社員数が上下されたらたまらない。
人は物ではない。
しかし、旧型で戦えると信じていた社員も社員だ。

<提言6>
AI時代を迎え、その多くの業種での作業がAIに取って代わられる。
自分の仕事は大丈夫と豪語していた人の仕事も怪しい状態になっている。
この必然的方向性は誰にも止められない。
シンギュラリティを十分意識すれば、おのずと人間の残る仕事はイメージ
できるはずです。
本日からでも「深堀」を!!

<提言7>
2:6:2理論が1:4:5理論に移行しつつあり、50%近くの社員が危ない。
ここも何も努力をしていなかった方々のツケでしょうがない。
国も金がなくなり、年金含めて「自力」勝負できない人は真っ暗闇。
50%の人は遊びは止めて3-4倍加速で自己学習を!
でも講習会出ればOKなどと決して考えてはいけない事。
所詮、講習会は講習でしかない、講習会マニアになるな。
金がもったいないよ。

<提言8>
最近給料の文句も言わない代わりに、仕事の質も甘い自己判定社員も
増加している。
悪く言えば、三流の仕事しかできないのでリストラしないで私の雇用を維持して
的発想だ。
これは一見良いように見えて、全然良くない。
「仕事の質」は自分の作品、当然社会に誇れるものでないといけない。
そして給料も多く頂いて、家族で「ハワイ」だ。
それくらいの甲斐性を持たないと、すぐに高齢になる。
「甲斐性なし」にはなるな!!

<提言9>
これは最近ではなく、昔からのICT業界の悪いところだがICT知識は完璧だが
一般教養含めた常識度が最低の方々も多い。
入社試験時は一生懸命勉強したが、それ以降はさっぱりの方々も多い。
今後一生、ICT業界に従事するかどうかは不明だ。
常識度や教養度を上げて、人間的に広角成長させることも日頃の課題にして
おくことが大切です。

以上、今回はICT業界にぶら下がってボーっと何も考えていない方へ発信して
みました。

お怒りの方も多いと思いますが、怒りの時間を「自己研鑽」に充ててください。

SE:Y

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