第108回 「お金の話」

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会社のリスクマネージメントはよく講習会等で開催されていますが、個人に
おける「リスクマネージメント」を考える講習会等は少ないようです。

そこで今回はその「個人リスクマネージメント」に焦点をあて、特に「お金」の
話を中心に発信してみます。
将来のことを考えると不安になるのでそのような試算はしないとの考えは
よく聞きますが、それでは行き当たりばったりの生活になってしまい
最終的には誰かにご迷惑をおかけするのではないかと考えられます。

いつもSE一言集で発信してきた「現状直視」なければ何も始まらないのです。

お金に関する最悪想定は

①癌や病気になりお金がかかる
②家族の誰かが病気になりお金がかかる
③リストラで生活するお金が無くなる
④今まで頼りにしていた両親が亡くなりお金の支援先が無くなる
⑤経済的理由で「離婚」され慰謝料がかかる
⑥30歳以上の子供が引きこもりで働かないので面倒見ないといけない
等が考えられます。
やはり「お金」は莫大に持つ必要性はありませんが、そこそこの貯蓄がないと不慮の
場合に大きな問題ともなります。
高齢者もこれからは年金問題もどうなるか不明ですので、きちんと若いうちから
リスクを考えて生きるべきだと考えます。
それではどれ位必要なのかを試算してみましょう
現在25歳の若者を想定し、34歳で結婚、38歳で二人の子持ち、高齢両親を介護で
抱えることを想定します。
忘れていましたが、病気になることも想定しないといけません。
忘れていましたが車を購入することも想定しないといけません。
85歳でなくなる想定で「お金」を計算してみます。

<支出>
①25-34歳までの生活費(アパート暮らし想定) 20万x12ケ月x10年=2400 2400
②上記年齢で車1台購入   300
③34歳-65歳までの生活費 30万x12ケ月x31年=11160 11160
④上記年齢での車3台購入   900
⑤38歳からに2人の子育てにかかる費用 2000万x2人 4000
⑥2人の塾・習いごと費用   200
⑦2人の大学費用(学費込み)※私立学費 150x4年x2名=1200 1200
上記生活費 20万x12ケ月x4年=960 960
⑧66歳-85歳までの夫婦の生活費+税金 18万x12ケ月x20年=4320 4320
⑨病気入院での保険以外の費用   300
⑩お葬式費用   100
⑪戒名費用やお墓詣り60年花代   100
⑫冠婚葬祭での臨時出費   200
⑬結婚式の費用&ハネムーン費用   250
⑭25歳からの保険代金   720
⑮介護費用   800
⑯住宅_新築  (任意) ※含めず <無>
⑰一生の家族旅行やレジャー費用   800
⑱趣味等の費用   500
⑲夫婦の両親の高齢時の仕送り合計金額   300
  合計 29,510
<収入>
①25歳から65歳定年までの給与 550万x41年=22550 22550
 (平均年収350万+200万=550万)    
②65歳からの85歳までの年金 312万x21年=6552 6552
  (平均13万/月x2名で計算)    
③児童手当受取 2名分 420
  合計 29,522
上記の試算ではほぼイーブン。新居を建築しなければ+年金が出れば、大丈夫です。
ただ前提条件は夫婦又は一人で生涯平均年収を550万をキープしなければいけない点です。
親から2000万の支援を受ける仮説をたてれば生涯平均年収は逆算で500万、それほど変わりません。
親から1億の支援を受ける仮説をたてれば生涯平均年収は逆算で300万、この仮説で想定年収は
下がりますが、実現可能は一部の方だけでしょう。
変動要素には子供の人数や大学までの進学有無が含まれていますが、あくまでもスタンダード
で計算してみました。

今から人生での収入金額29522万を意識してしまうと怯みますが、きちんと意識して
生きれば何とかなるはずです。昭和の方々は皆、不安より先にコツコツ働いてきました。

別件ですが最近テレビで「貧困の連鎖」テーマで低収入の親の子供の非正規比率は50%と
非常に比率の高いのもデータから間違いないようです。
この点からも歯を食いしばりながら稼ぐ親の収入は重要だと思われます。
リストラされれば無収入になる訳ですが、そうならない自分の実力を日々研鑽しておくべきと
思われます。

「お金・お金・・・・・」は確かに恰好悪いですが、きちんと意識していきましょう。

下記に総務M(女性)の意見も添付しておきます。

M家は平成元年に結婚、平成2年長男誕生、翌年長女誕生、二人の子供たちは大学卒業後
社会人となり平均的な家族です。主人の年収も平均的で、私は寿退社し専業主婦10年超
過ごし、その後パートタイム労働を経て、正社員となりました。
未だ年金受給できる年齢ではありませんが、上の試算通りの収支になる見込みです。
今一番の関心事は夫婦の「健康」です。病気になると、職を失うリスクと治療費とダブルで
不安要素が高まります。健康であることをお金(金額)で表すことは難しいですが、凄く高額に
なることでしょう。とはいえ、病気になった時のための保険も大切なことと思います。
お金 = 力 、という方程式は成り立つと考えています。

以上、今回は公の場所では話さないタブーな「お金」をテーマにしてみました。
今回はSE:Y with 総務Mでのコラボで発信してみました。
気づきがあれば幸いです。 SE:Y