第12回 ネットワークの見える化
いつもお世話になっております。情報セキュリティ担当のJです。
今回は、「ネットワークの見える化」をテーマにちょっと便利なネットワーク機器をご紹介したいと思います。
さて、皆さんの会社では、以下のようなネットワークトラブルに遭遇したことはないでしょうか?
・突然ネットワークに繋がらなくなり、調べてみるとHUBのコンセントが抜けていた...
・社内にHUBがたくさんあり、どのように繋がっているか把握されていない...
・無線LANを導入しているが、時々接続が切れたり不安定になる...等々
特に、年々無線LANへ接続するスマートデバイスや、電波を発する装置が増え、無線LANに関するトラブルや障害が急増しております。
弊社ではネットワーク機器にヤマハ製品を多く採用しており、ヤマハでは近年、積極的に「ネットワークの見える化」(可視化)に取り組んでおります。具体的には、ヤマハルータとヤマハスイッチ(HUB)の組み合わせで、ネットワークが下図のように、見えるようになります。
(1)ネットワークの見える化
HUB同士の繋がりや、HUBのポートの状態が「見える」ようになります。
(2)ネットワーク構成を記憶しておく機能(スナップショット機能)
最近追加された機能で、今まで接続されていたHUBが何らかの原因で見えなくなると管理画面でお知らせしてくれます。
HUBの電源が切れていた...といった場合に役立ちます。
また、昨年発売になったヤマハ無線アクセスポイントを使うことで、無線LANも「見える化」することが出来ます(もちろん、ヤマハスイッチとも連携出来ます)。
(1)無線LANの見える化
下図は弊社が昨年出展させて頂いたフェア会場での「電波の混み具合」です。
周囲にたくさんの無線アクセスポイントがあり、とても混雑しているのが分かります。
よくあるトラブルもこちらの機能を使うことで、「視覚的にネットワークが見える」ため、よりスムーズに問題を解決することが出来るのではないかと思います。
ネットワーク機器も少しずつ進化しており、目に見えないため、「分かりにくい」「難しい」イメージのネットワークも変わっていくのかも知れません。
機器導入の際は、是非このような、ちょっとした付加価値のある製品も如何でしょうか?
次回は、「セキュリティ勉強会」をテーマに書いてみたいと思います。
情報セキュリティ管理者:J
ご参考:
YAMAHA SWX2200シリーズご紹介
http://jp.yamaha.com/products/network/switches/swx/#tab=feature
YAMAHA WLX302ご紹介
http://jp.yamaha.com/products/network/wireless_lan/wlx302/?mode=model