第7回 自分でコネを作る

人間って、生まれながらに不平等な生き物だな・・と、つくづく思います。

お金持ちの家庭に生まれる人もいれば、貧しい家庭に生まれる人もいる。そこには間違いなく教育格差がある。

イケメンに生まれる男子もいれば、ブサイクで小デブ男子もいる。運動神経抜群な男子もいれば、全く運動音痴の男子もいる。(実は自分、小さい頃、この二つにあてはまり、真剣に悩みました。全くダメな少年の代表格でした。)

生まれながら環境・スペックに恵まれた人のほうが、人生、最初は有利でしょう。
では、環境・スペックに恵まれた人が最終的にも幸せになり、恵まれない人が最終的に不幸となるのか?

そんなことありません。だから世の中は本当に面白い。

知っている方も多いですが、パナソニックの創業者松下幸之助は大変病弱で小学校を4年で中退して働き始めました。ホンダの創業者本田宗一郎は、鍛冶屋の息子で、小学校を卒業するとすぐに丁稚奉公に出されました。こんな例はたくさんあります。

また、以前こんな話が何かの雑誌に載っていたのを読みました。
身長は低い人より高い人のほうを、周囲は優秀と認識する傾向を示す統計データがある一方で、日本で企業を一代で上場させた社長の身長は、平均よりかなり低い。

環境・スペックが恵まれてなくても、人生には、それ以上の逆転要素がたくさんあるということでしょう。例えるならば、42.195㎞を走るマラソンで、5㎞地点で誰が先頭に立っているかなんて、あまり関係ないのと一緒なんでしょう。

社会人になってから、その逆転をもたらす大きな要素があることがわかりました。

それは「自分でコネを作ること」です。

コネとは、仕事を超えた信頼関係のある人脈のことです。

自分は、引っ込み思案で、ぱっとしないキャラクターで、カリスマ性もありませんが、自分で作った多方面に亘る幅広いコネ人脈だけは、自慢できます。

コネを作ると、究極のピンチのとき助けられます。
コネを作ると、信じられないチャンスが巡ってきます。
コネは、更にまたコネになる人を紹介してくれます。
つまりコネは、ふと気づいたときに、幸せを運んできてくれているのです。

親が作ったコネは、親が元気なうちしか使えません。劣化もします。しかし自分で作ったコネは一生使えて、自己増殖して何倍、何十倍にも拡大し、自分を取り巻く環境となり、強力な能力となるのです。

社会に出ると、学生時代とは比べものにならないほど、年上、同年代、年下いろんな人と出会う機会が多くなります。そして、ときどき「このひと、すごい!!」という人がいます。そんな人とは必ずコネをつくりましょう。

コネを作る秘訣。それは、①自分の全てをオープンにさらけ出すこと。②仲良くなるために自腹を切ること。若い人は、社会人になって早々からお金を貯めようとは思ってはいけません。

自分にはコネがないな・・という人、是非やってみてください。驚く結果が待ってるはずです。ただし、すぐに効果は表れません。5年、10年待てるかどうか・・・。即効性を求めたらコネはできません。

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