第12回 破壊的革新
これまで成功していたビジネスモデルの有効性を破壊するような革新を破壊的革新と呼ぶことがあります。技術革新だったり、ビジネスモデルの革新だったり、その組み合わせもあります。
・音楽の流通方法がCD販売から、音楽ダウンロードや配信に変わった
・勤怠報告方法が、紙のタイムカード打刻からWeb勤怠システムへの入力に変わった
・電車の運賃支払方法が、切符からICカードに変わった
これらは、まさに破壊的革新と呼べるものでした。
ある業界の仕組みが成熟すると、競争の軸が性能や品質から、価格や入手しやすさに移っていく現象と並行して起こることが多いようです。
実はコンピューターシステムハウスも38年前の創業時に、当時、高額のオフコンを使うしかなかった業務の中核をなす基幹系システムを、安価なパソコン利用で提供するという、まさに破壊的革新を行い、現在につながる事業基盤を確立しました。このビジネスモデルを考案し、事業化したのが薮内会長です。
時代は移り、クライアントサーバーの時代となり、Webの時代となり、クラウドの時代となっても、このビジネスモデルは、びくともしていません。
なぜなら、これらの新しい技術で置き換わることの少ない、業務領域と対象顧客を最初から選択しているから。例えれば、新しい高速旅客交通機関として飛行機が発明されても、電車が消えてなくならなかったようなものです。
破壊的革新をやってのけた薮内会長が、本当にうらやましいです。
自分も、この破壊的革新、やりたいのです。誰かが既得権益をむさぼる古いビジネスモデルをぶっこわし、新しいビジネスモデルを創造したいのです。
実はいま、コンピューターシステムハウスは、インフォニックとの経営統合で、基幹システムだけでない、2度目の破壊的革新の芽がいくつか出てきました!!
2度目の破壊的革新を起こし、大企業より先進的で、大企業より効率的で、大企業より安価な、中堅・中小企業の業務を本気で実現する気でいます。今後のコンピューターシステムハウスにご期待ください!!
