第47回 「目覚めよ日本!」改善案(モラルハザード編)

今回はNo.43のSE一言集の改善案(モラルハザード編)を書きたいと思います。

現状の日本はモラルハザードだらけで、それを放置しているのが現状です。
良い事や悪い事をきちんと決めないと子供達もシラケテしまい、教育もできません。

現在日本で発生しているモラルハザード的現象を下記に列挙し、対応策をSEなりに提案してみます。

【No1:選挙の為の嘘(政党マニュフェスト公約違反)について】・・政治のモラルハザード

≪現象≫
日本の中枢機能の与党のマニュフェストに関しては一番チェックしなくてはなりません。
選挙目当てのマニュフェストであろうが無かろうが、結果的に「嘘」は絶対いけない事です。

≪提案≫
その為には、慎重に選挙用マニュフェストを作る義務があります。
もし嘘が発覚した時は、政党助成金を大幅に減額する処置を提案します。
野党も同様ですが、減額幅は与党を100とすれば80%位で良いのではないでしょうか?
所詮野党なのですから。
異論もあるかとは存じますが・・。

【No2:家庭の食事について】・・家庭でのモラルハザード

≪現象≫
お父さんもお母さんも共働きの方は大変だとは思いますが、現状では「食」の重要性が指摘されております。
(食の内容と家庭内の会話)
なるべく多く家庭で料理を作り、子供達に食べさせ、その時間に様々な事を話す事は重要ではないでしょうか?
(もちろん家族総出で食事作りが理想ですが・・)

≪提案≫
月のうち、食事を作る最低回数を決定し、必ず食事を作る。一緒に食べる事は必須とする。
毎日は無理かも知れないので、子供達にも納得してもらう。
子供の塾も調整する必要があるし(No塾Day)、残業も調整する必要があります。(No残業Day)

【No3:会社の教育について】・・教養・教育のモラルハザード

≪現象≫
表面的な教育はして、終了すると終わりという教育では何にもなりません。
気がついたら、すぐに上司や同僚の悪いところを指摘することは重要です。
「犬食い」等の食事礼儀作法の教育も重要です。

≪提案≫
歳を重ねても社会常識のない恥ずかしい社員を多く見かけます。
福沢諭吉も「心訓」で言っているように、「世の中で一番惨めな事は教養のない事です」
きちんと「大人常識を持つ社員」が「年齢関係なく子供的社員」を教育しましょう。
その事は彼らのこれからのキャリアや恋愛においても重要だと思うのですが??

【No4:モンスターペアレンツについて】・・親のモラルハザード

≪現象≫
学校で親が嫌われる事はあまり良い事ではありませんし、子供がかわいい、かわいいは
理解できない事ではありませんが、子供の人格形成にとって余り良い事ではありません。
まして学校中で「モンスター」として認定されてしまうのはいかがなものでしょう。

≪提案≫
「郷に入っては郷に従え」、学校のルールに任せて、親があまり口を出す事はしないようにする。
どうしても意見のある方は、文書やメールで意見箱に意見を出す。
但し、すぐに回答が来るかどうか不明という条件付きです。

【No5:病院のたらい回しについて】・・病院のモラルハザード

≪現象≫
人間が人為的理由で死んでしまうことは絶対にあってはならない事です。
但し、医師の不足や病院のベット数等、各種問題が潜在化している事は全国民で共有しなくてはいけない問題です。

≪提案≫
システムを作成し、救急平均患者数予測から医師の待機人数を確保する。
このようなシステムが存在していれば、有る程度はクリアーできる。
医師も居て、ベットも空いていて、もし断って死亡等の場合、病院自体を審議委員会に掛け審査し、
過去の審議記録に10年記載し、WEB化して公表
する。

【No6:老人の礼儀作法について】・・老人のモラルハザード

≪現象≫
最近老人でも礼儀作法がなっていない方を時より見受けます。
(大声・他人に対する配慮不足・ゴミを片付けない・迷惑行為多い等)
大人、まして年齢も重ねていった老人の礼儀が悪い事は問題です。

≪提案≫
大人経験が豊富な方は、自ら何回もチェックすると思われます。
車の免許更新と同様のチェック体制もあると良いとは思われます。
礼儀正しい模範的老人には「大人マナー大賞」を差し上げる。
審査方法は課題ですが、年末に何か特典が受けられる。

【No7:ひき逃げ等の交通死亡事故について】・・交通のモラルハザード

≪現象≫
最近無残な事故やひき逃げが多くなったような気がします。
何故なのでしょうか?

≪提案≫
逃げ通せると思っているか、又は懲罰が軽くなめているか、のどちらかではないでしょうか?
厳罰に処する以外に方法はありません。

【No8:国家の負債について】・・国のモラルハザード

≪現象≫
国の負債とは何でしょうか?やはり家庭の家計簿のようなものではないでしょうか?
お金がないなら、ちょっと辛いが生活費を削りながら、生活していく事が重要です。
いつも苦しい苦しいでサラ金から借金すると、取り立て屋が来て「借金返せ」となります。
国も一緒ではないのか?
赤字国債には「取り立て屋」は来ないのでしょうか?

≪提案≫
赤字分をすべて清算する方法(孫子の代まで先送りしない)又は嫌なら一定額以上の借金をさせないように、
限度額を設ける。それを超えたらオーバー分は必ず清算する事とする。

【No9:各種団体への天下りについて】・・役人のモラルハザード

≪現象≫
何度も何度も天下りして、その度に高額な退職金をもらい、優雅な老後を送っている方は超問題。

≪提案≫
天下りか、そうでないかは判断が難しい。社内にいる社員等が一番よく判断できると思うので、
天下りしている方の給料や賞与はOPEN化する社内規則を作る。
仕事内容以上に高額な賃金を支給していた場合は、その時の社長(天下り本人は無罪)を
その会社を悪くした100人に推薦し、永遠保存し末代まで伝える。

【No10:派遣社員の在り方について】・・会社形態のモラルハザード

≪現象≫
派遣社員のいろいろな事件が最近多くなったような気がします。
派遣社員は人間として扱われずに、物として扱われていると発言した犯罪者がいました。
その発言については私も同感です。

≪提案≫
派遣会社の管理は厳しい社外監査を受けなくてはいけない法律を作り、外部から監査するルールを早急に作るべきです。
どのような派遣体制を作り出しているかの「可視化」が重要です。
全て、派遣型会社が悪いと言っているわけではなく、法的整備や管理・監査が重要であるという提案です。

【No11:仏壇や法事について】・・先人に対するモラルハザード

≪現象≫
昨今、法事を欠席し、仏壇にも手を合わさない方が多いようにも見受けます。
彼岸にも「墓参り」をしない。これで良いのでしょうか?

≪提案≫
する気はあるが面倒だという人が多いように思います。
そのような考えは間違いです。
皆な、いずれあちらの世界へ行くので、そこの所はきちんと大人化した考えを持ちましょう。
お婆ちゃんやお爺ちゃんが何より喜びます。
年末調整の欄や確定申告に回数を自己申告する案はいかがでしょうか?
5年連続以上で0の場合は、その年数分の墓数掃除の罰則でもどうでしょうか?

【No12:出来ちゃった結婚について】・・結婚のモラルハザード

≪現象≫
出来ちゃうまでは「結婚しない」が出来ると「結婚」する。または「別れる」。
裏返せば、出来るまで「結婚しない」又は「別れない」。これおかしくない??

≪提案≫
「愛」と「恋」は違うそうですが、きちんと二人で話会いましょう。
また毎日外食はお金がかかりますので、どちらかが料理は出来るように腕を磨き、
いざという場合に備えておきましょう!!
そうでないとその後の結婚生活が破綻します。

【No13:人を怒れない事について】・・地域社会のモラルハザード

≪現象≫
昔は近所に恐ろしいおやじ口うるさいおばちゃんが存在していました。
このような人達にかなり私は怒られました。他人を怒れなくなったのはいつからなのでしょうか?
(もちろん悪い事をした時ですが)

≪提案≫
「良い」「悪い」をはっきり教えないと子供の方(年齢重ねている方も含めて)はどうして良いかわかりません。
昔、村で問題が発生した場合は「長老」が物事を決定しておりました。
きちんと「長老的人物」が「子供的考えの人物」に叱り、教えましょう!!
また、ご近所で「子供的人物」と同数の「長老的人物」を創り出しましょう!!!

【No14:自分さえ良ければという意見について】・・生き方のモラルハザード

≪現象≫
自分さえよければ良いという方が若い方に多く出現しているような気がしています。
どのような考えで生きているのか疑問を持ちます。

≪提案≫
森進一さんの唄う、川内さん作詞の「おふくろさん」という歌に

「おまえも世の中の傘になれよと教えてくれたあなたのあなたの真実。忘れはしない~~」

まさに人生哲学に、この文章をプラスしなくてはいけないのではないでしょうか?
自分勝手な皆様、ご賛同を頂けませんか?

【No15:給食費も払わないで、給食を子供に食べさせている親の存在】・・親のモラルハザード

≪現象≫
子供には罪はないが、給食費を支払わないで子供に給食を食べ続けさせる親が存在している。

≪提案≫
子供に事情をきちんと話し、子供の理解を求める事は無理だろうか?
払わないなら、給食を出せないという事は酷ではあるが、
社会のルールを小さい時から教える事
は、きっと将来にとって役立つと思います。
(きっと泣くし、死にたいくらいに悩むかもしれませんが現実は厳しいのです)

【No16:奨学金を借りておいて返済しない人間の存在】・・借金に対するモラルハザード

≪現象≫
奨学金があってやっと自分の学業の基礎ができたのに、返還しないは言語道断です。

≪提案≫
きちんと督促する。5回以上返還に応じない場合は、卒業生名簿にその旨を残す。
記録を残す事が重要です。(この卒業生=問題児でしたと・・・)
ある面犯罪でもあるのでは・・。
もしそうであればきちんと処する事が重要です。


いろいろご批判等も多数あるかと思いますが、現実直視して誰も発言しなければ「日本沈没」です。

いずれにせよ、「目覚めよ!日本」。「モラルハザード」が今の歪んだ世の中の根本原因である事をきちんと認識しましょう!!

発言者:(S.E.)Y

お問い合わせ方法について

お電話・FAXでのお問い合わせ

024-963-2150 024-959-1111
受付時間 9:00~18:00(土・日・祝祭日、弊社規定の休業日を除きます)

オンラインからのお問い合わせ