第45回 「目覚めよ日本!」(会社編)

今回はNo.43のSE一言集の改善案(会社編)を書きたいと思います。

会社というと、現在問題になっている「銀行」「証券会社」もその範疇に入ります。
昔から私自身が疑問だった事があります。
「銀行」「証券会社」は昔から一等地にドーンと立派なビルを建てて、大丈夫かなと感じていました。
例えば「銀行」。人様からお金を預かり、そのお金を融資し、運用し、立派なビルがドーンと建っている。
…何かおかしいと思いませんか?
「銀行」から思いっきり怒られそうですが、所得の低い方から貴重なお金を預かり、運用を図る。
うまくいけば良いですが、うまくいかないと「金融危機」とかカッコつけて税金投入する。
そして会社としては、立派な会社として尊敬される。
私的には大いに疑問です。
(中小企業は税金投入しないで潰し、銀行・証券会社は「金融危機」と称して助ける)
…この事は難しい問題ですが、私的にはモラルハザード発生です。

もっと地味な会社運営でしかるべきが本来の姿ではないでしょうか?

例えば、JRと連携して、各駅の一部を間借りして、「銀行」として会社を運営する。
このような発想はダメなのでしょうか?
「証券会社」もしかりです。
もっと地味な会社運営であるべきと私は考えます。

本題に戻りましょう。
まず当社の哲学(定義)から
1.会社の運営資金は「自己資本が鉄則」
2.会社の寿命を迎えた時も、閉店時は「誰にもなるべく迷惑をかけない」
特に借金を踏み倒したりするのは末代までの恥と思いますが…。
(税金投入で生き残る会社も疑問…。格で表すとCランク会社と定義)
3.会社で働く人は役員から平社員まで一生懸命働く。
働かない者にはお給料を出せない。
4.会社の息抜きは「会社持ち」でパーといく。(病気にならない為にストレス解消)
5.会社のダメ社員は社員の多数決で精査する。
6.会社の社会貢献哲学はきちんと全員が守り、後輩に繋げていく。
7.悪事をしてまで会社運営はしないし、会社の延命処置もしない。
(現在多く発生している食品偽造や粉飾決算での会社運営は格ではランク外会社)
8.会社は利益を出す事が絶対原則。
(理由は社会貢献等で寄付が出来るお金を捻出できる+その次に株主の配当の為です)

当社のように在庫もそれほど必要ではなく、運転資金がそれほど必要ないような業種は他業種の為に、銀行からの借入は極力しないという定義はいかがでしょうか?
そもそも初めから借金ありきでは、スタートで出遅れて、それから他社と競争していく事は本当にBESTな事なのでしょうか?
私には疑問です。

時代も変わり、世界も変わり、様々なルールや定義が大きく変わろうとしています。
もっときちんと再度定義する事は非常に重要な事と思われます。

今、この時点で再度皆さんの「会社」の再定義をしたらいかがでしょうか?

いつもいつも「銀行」に頭を下げていく人生はいかがなものでしょうか??

「銀行」「証券会社」の皆さん、悪態をついて本当にすみません。
しかし私自身が感じていることなので、嘘はつけません。

もう一つ提言したいことがあります。

それは各社で真の問題点を感じて働いている社員がいるのに、何も行動を起こさない情けなさです。
「新橋」や「千葉」の居酒屋で飲んで飲んで息巻いているお父さんや若者をよく見かけます。
全ての人ではありませんが、実によく自分の会社を分析して、その欠点も分かっているので、
そばで聞いていて私は感心しきり。でも飲み会終了で改革会議も終了の雰囲気。

明日からも「仕方ない」「寄らば大樹のかげ」的発想で日々を生きていくしかないや…が、多数の結論。

本当にこれで良いのでしょうか?

出て来い「坂本龍馬」「西郷隆盛」です。
会社改革のチャンスは、それほどない事を心すべきと考えます。

何だかあちこちに話がいってバラバラ感が強い文章になってしまいましたが
会社の哲学(ルール)をきちんと決めて、「見える化」し、少しでも風通しの良い
会社に改善しましょう!!

下記に私なりの「会社」の定義を箇条書きにしてみます。

会社とは役員・社員を含めて、生活の基盤を築くため、お金を稼ぐ場所であります。

会社とは世の中の為に少しでも貢献する組織体でもあります。

会社とは全社員で利益を上げなくてはいけない組織体でもあります。

会社とは無責任に膨大な借金を作り上げる組織体ではありません。

会社とはインチキや詐欺的行為で売上を上げるような組織体ではありません。

会社とは管理職や役員のみが利益を搾取するような組織体ではありません。

会社とは本来「自己資金」でできる範囲内で営業するべきで、他人資本に委ねる場合もそれ相応な抵当物件と代替えに借金するべき組織体と考えます。(それ以上は借金禁止)

会社とは本来、正社員で組織を構成するべきで、責任がない派遣社員でそのほとんどを構成するべき組織体ではないと考えます。

会社とは利益が出たら、私欲を肥やすのではなく、きちんと寄付等で社会貢献する組織体でなくてはいけません。

会社とは、厳しいが楽しい職場であるべき組織体です。

会社とは個人を「大人化」させる重要な修行の場でもあります。

会社とは社長を含めて「ダメ役員・ダメ社員」が存在してはいけない組織体です。

会社とは利益は社会貢献+株主+全社員で分配する組織体です。

会社とは10年存在して初めて「一人前」と考えるべき組織体です。

会社とは給料以外の魅力を持っていなくてはいけない組織体です。

会社とは社会や地元に対してきちんと意見を言える組織体でなくてはいけません。

会社とは知らず知らずに個人をBigにする組織体でもあります。

会社とは「ダメ役員・ダメ社員」が浮き彫りになるような組織体でなくてはいけません。

会社とは社長を含めて、全員が精一杯、全力で働く組織体でなくてはいけません。

会社とは活発に意見を言い合える環境を作りださなくてはいけない組織体です。

会社とは遅刻してはいけない「修行の場」と考えるべき組織体です。

会社とは得意先・仕入先を通じて、「自己修行」できる組織体でなくてはいけません。

会社とは利益のみを追求する組織体であってはなりません。

会社とは決して「税金投入」の反則技で生き延びる組織体ではありません。

会社とは私物化できない組織体であるべきです。

以上、私にご賛同いただける役員・社員の方がいれば、そのように改善しましょう!!


いずれにせよ、「目覚めよ!日本」。「会社」がきちんと各社哲学を持って、「日本丸」の一役を担う事が重要です。

発言者:(S.E.)Y

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