第44回 「目覚めよ日本!」(政治編)

No.43で列挙した問題点で政治に関する件の提案編を今回書き出してみます。
個人的に一番問題視しているのは「積年の問題点」が隠蔽されている事ではないでしょうか?

年金問題等、国民に知れたら大問題と分かってはいるが、公表出来ない問題は後どれ位あるのでしょうか?

「隠蔽する事」=このような事は絶対にあってはならない事ではないでしょうか。

私は右翼でも左翼でも、自民支持でも民主支持でもありませんが、現政権が隠蔽していつまで経っても問題が浮き彫りにならない以上、浮き彫りにする必要があります。
その意味では政権を変えるか、政界再編等で、まず今まで隠蔽されてきた積年の問題点をあぶり出さなくてはいけません。

その時に、今の担当者を責めるのではなく、根本的にその問題を発生させたと思われる人物や組織を糾明し、重い罰や高額な賠償金を請求するべきと思われます。

このような事をきちんと精査しないから、何をやっても良い。という事になり、益々モラルハザードが増加するだけです。

「極悪人」や「悪人」には絶対に重い罰が必要です。

次に問題なのは、国会でも県議会でも自分達に都合の悪い法律やルールは自分達で精査できない情けない議員が存在していることです。

模範を示さなくてはいけない人たちが模範を示さないで、勝手な事ばかり決定していては国民は白けるばかりです。

私的には、偉い方々が選挙目当てで地元に道路や各種施設を優先的に造るような傾向が気に障ります。
このような体質も積年の弊害でしょう。
(本当の名士なら地元の理解を得て、一番最後に実現するべきです)

又、現状の日本経済を分析していれば、議員定数削減・年収カット等は当然一番先に自分達で精査・決定しなくてはいけない問題なのではないでしょうか?
なぜ模範を示せないのでしょうか?
私には疑問です。この点も徹底的に国民自身が追及していかなくてはならない緊急の課題です。

市等が破綻した場合、高額収入を得ていた県会議員や市会議員の責任が本当にゼロなのでしょうか?
そうではないと私は思います。
そんな事を言ったら、みんな国会議員や県会議員を辞めてしまう、という意見も出るかとも思われますが、そう思うなら辞めて頂いた方がよほど健全です。

昔の名士と呼ばれた人は私財をなげうってでも、弱者の為に貢献してきました。

どこで日本はこのような人間が減少して、「自分だけ良ければ良い」と思う人間が多くなったのでしょう。
多分どこかでターニングポイントがあったとは思いますが、想像するにその時点で誰にも叱られなかったのでこれでも良いのだと勝手に思い込んだ勘違いバカ人間が多く発生したのではないかと思われます。

「叱」:今の世の中、この言葉を再度確認する必要があります。 「怒」ではありません。

「叱」=何故悪いかを説明し、指導する気持ちを持ち、言い聞かせる事と私は理解しています。

国のリーダーになるという事や県のリーダーになるという事とは…、再度きちんと定義していく事が今こそ必要なのではないでしょうか?

最後にタブーな発言をします。

本当の原因はよーく考えると「国民」にもあるのでは?という視点です。
政治が悪い、学校が悪い等色々な意見があるとは思いますが、最終的に国民の責任はないのでしょうか?

「責任は我にあり」的発想です。

このような事をきちんと発言したい議員の方もたくさんおられると思いますが、そんな発言をしたら選挙に落ちるし、自宅に石は投げられるし、袋叩きにあう等の可能性は否定できません。
地元に道路を造れ、税金を無制限に安くしろ、結婚式や葬式に出て来い等、議員に対する個人要求も再度考えなくてはいけないのではないでしょうか?

このような現象も国民の「大人化」が出来ていない象徴と思われます。
もっと国民全体が「大人の考えを持つ事が重要です」

日本が不況なら「貧乏」で良いのではないでしょうか?

車も利用できない、豪勢な住宅にも住めない、今日の食事も二食しか取れない等、色々あるでしょう。
でも「貧乏」なのでしょうがないのです。
でも人間は環境に適応できる動物です。食事も自分では二食しか取れないなら皆で集まって食事をして何とか三食取る工夫みたいな現象を発生する期待もあります。
能力のない人に無理に無意味なお金を与え、それで良いと勘違いさせる事は決して良い事ではありません。
そのような事が基本的な考えにあったら誰も真面目に仕事はしません。
お金を渡すより、生き方を教え、きちんとご近所で支え合う事は重要な事です。

昔の「長屋社会」のような形態です。

今のような隣りの人は何をしているか、誰かもわからないような状況より、「貧乏」でも何か充足感のある生活が実現できるのではとも思います。


いずれにせよ、「目覚めよ!日本」。現状の借金を次世代に回して、無責任な死に方はいけません。

発言者:(S.E.)Y

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