第29回 「社外交流の大切さ」について

営業SEとしてユーザーや同業者の方々との交流を持つ機会が増えてきました。
その中で自分が感じたことを書き連ねてみたいと思います。

この数年ユーザーや同業者の方々と昼食や夕食を共にする機会が以前とは比べ物にならないほど増えています。
同席する方々の肩書きや立場も色々で、経営者の方や現場の担当者、営業マン等々、実にさまざまな方々とお話をさせて戴いています。
当初はそのような席が苦手で苦労もしましたが、今は非常に楽しみにしています。

まず第一に感じる事は、第一線で活躍している方たちは、ほんの些細な立ち居振る舞いから違う事です。
場の雰囲気作りから始まり、会話の流れ・周囲への気配り等がまるで違う事に気づきます。
非常に生意気な考えですが、この人なら信用出来る(一緒に仕事をしたい)と言う事を自然に感じてしまい、だからこそ第一線で活躍できるのだなと感心してしまいます。
自分が相手をそのような考えで見ているということは、相手も自分を同じように見ていることを常に考え、恥ずかしくないように振舞わなければいけない事を強く意識させられます。

第二に感じる事は、立場の違いによる思考(発想)の違いが有る事を改めて教えられます。
同じ事柄でも経営者と現場担当者(SEとプログラマーのように)では、まるで違います。
それは視点の角度であり距離であり目標とする事柄の違いだと思っています。

第三に感じる事は違った「不安感」を持っている点です。
現在ある業種で日本でも有数なシェアを獲得した経験を持つSEでも、将来を見据えた努力やキャリアアップをしています。
私見ですが、世の中に優秀なSEや営業がいると思われますが、彼らは皆現状に満足することなく、不安感を絶えず持ちながら日々行動しているような気がします。

仕事のできる人は不安感を除去したいのでリタイアするまで満足しないでキャリアアップ。
できない人はそのような哲学がなく、違った形の不安感を持って日々行動をしている。
・・そんな気がします。

世の中には色々な人がいます。
そして色々な考え方を持った人がいます。
社内にこもっているだけではなく、社外の人々と交流を持つ事が自分自身の器を大きくする事だと信じて、色々な人と交流を持ちたいと思います。

発言者:(S.E.)S.K

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