第28回 「逃げからの脱出」

昔から両親の苦労を見て育った人は、将来偉くなってある程度お金を持ったら温泉にでも連れて行ってあげたいな、と言葉には出さずとも心の中でしっかりと自分の哲学を持って生きていた人が多かったような気がします。
近年その傾向は変わったかというと、決してそのような事は無く、今も同様な考えを持って生きている人が多いのではないでしょうか?

ただひとつ違うのはニュースでも伝えられている通り、若者の中で昔と比較して
1. 偉くなりたくない
2. 人と関わりたくない
3. 苦労して金持ちにはなりたくない(但し貧乏はイヤ)
という人が多く出現している点です。
この現象をSE的に分析すると全てのキーワードが「逃げ」につながります。

偉くなる→苦労しなくてはいけない→イヤだ
人と関わる→面倒→イヤだ→1人でゲームやネット→1人は気楽だ
金持ちになるのは努力必要→苦労はいやだ→ただ簡単に金持ちになる方法は知りたい
このような「逃げ」が一番良くない現象です。

何も努力しないで、成功のドアが見つからないで、いつも悩み続けて、金も無く
悶々として生きる事は決して楽しい人生でしょうか?

(私にはそうは思えません)

昔、コンピューターのあるCEがいました。その人は高卒でした。彼はそのハンデを絶えず苦にして行動半径も狭い人でした。
そんな時、誰が見ても美しい、人柄の良い・品の良い女性が現れました。
彼はその人が好きで好きで、男連中の飲み会ではいつも呪文のように「僕は彼女が好きだ」と酔っ払うと唱えていました。
それでも彼は高嶺の花と諦め、その人には告白もせず別な女性と結婚しました。
その後、御節介の私はその人の素敵な女性に「高卒の彼をどう思っていたの?」
と質問したところ、彼女はその彼をずっと想い続けていたそうです。
まるで映画にでもしたい話ですが、実話です。

今回の例えは恋愛でしたが、このような逃げの姿勢があまりよい状況を作り出さないのです。
「逃げるなら、失敗しても良いので先ず行動してみる」、失敗したらその経験を通じて成功のキーワードを探す。
その繰り返しが自分を成長させ、自分自身を「大人化」させるのではないでしょうか?

又、若者同様、50~60歳の団塊の世代でもこの「逃げ」が時々見られます。
「俺はもう歳なので、コンピューターは苦手だ」「今さら勉強してももう遅い」
「今までの自分のキャリアからすると、そんな事はできない」
等、このような姿勢は益々自分を老けさせます。
「何くそ!」「若い者に負けるか!」等、年齢に関係なくチャレンジする事をおすすめします。

今後の成功のキーワードは「逃げからの脱出」です。
現在、恋愛・就職・仕事・年収などでお悩みの方は是非とも先ずトライしてみる事です。

SEからの提案「逃げからの脱出」は絶対に絶対におすすめです!!!!!

発言者:(S.E.)Y

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