第58回 将来を予見する能力

平成大不況の大変な状況で、衆議院選挙も8月30日に迫り、慌ただしい日々が流れています。
この選挙の結果一つで、世の中の状況が一変する事も大いに考えられます。

SEの資質としての重要な要素に「予見力」という能力があります。
<<<予見力・・現状の様々な状況から将来を見渡す事の出来る能力>>>
システム構築や経営アドバイス等にとっても非常に重要な能力です。
今回は、この「予見力」で将来をイメージして、後日、このSE一言集を読んで私自身の自己採点をする意味でも各分野での予見・予測を実行しました。

(後日、がっかりする事もあるでしょうが、それも私の実力と認識します)

(実力があり自信のある他社SEの方もどんどん予見し広報して下さい。予見力あるSEはいい仕事をするはずです)
(逆にない方はSE仕事に?マークを打たれます)

<政治編>

1:選挙予想(8月30日衆議院選挙)
・・・(予見)大本命の「M党」大勝利と「K党」の躍進。

2:M党の誤解
・・・(予見)選挙大勝利であるが、その理由をM党支持と誤解してしまう危険性有。
(理由=国民の想いは「J党退場」だけなので)

3:政界再編
・・・(予見)M党も所詮、思想別々の烏合の衆、「安全保障」等での意見相違で崩れ始める。
そこで更なる政界再編が発生し、本当に思想の合う議員が政党を立ち上げる事が予想される。

4:マニュフェスト
・・・(予見)M党のマニュフェストはいずれ財源不足になることは確実。その時は消費税Up発生。
理由:今までは政権担当政党ではなかったので、詳細は分からなかった。
でも詳細に調査した結果、ある程度はOPEN化できたが、これ以上は無理。
やはり財源が不足するのが結論。

5:拝啓、M党HATO様
・・・(予見)M党のマニュフェスト失敗により辞任
(想定1=やはり財源がそれほど無かった。消費税UPの方向性への責任)
(想定2=やはり工程表通りに改革は進展しなかった責任)

6:拝啓、M党大御所O様
・・・(予見)夢の二大政党制とM党政権実現+体調不良で「引退」

7:拝啓、J党元首相K様
・・・(予見)父上様の意思どおり「郵政民営化」を実行した孝行息子。
まさかこうなるとは予見力不足で政界引退(無責任)=日本をガチャガチャにしてオサラバかい。

8:拝啓、J党A首相様
・・・(予見)長年の夢の首相就任したら、実力不足で選挙後は影が薄くなって消えていくかも?
「やりたい事」と「出来る事」は本当に違うんだと若者に知らしめたある面の功労者。
色々なケーススタディで政治問題に国民の眼を向けさせた最大功労者。
政権交代実現のM党で、表彰してもよいM党大勝利貢献者。

9:消費税Up
・・・(予見)政府の無駄遣い減らしも限界がある。
今までの膨大借金が原因で消費税アップはすぐそこの現状。しないと「破綻」確定。

10:次の総選挙が3年以内に実施される
・・・(予見)消費税アップや年金や財源等で再度国民に「信を問う」状況が3年以内に必ず発生する。
重要な将来の方向性やルールを決定する時は「信を問う」のが当たり前で、今までがおかしい。

<雇用編>

1:失業率高水準長期化
・・・(予見)単純に「起業」も少ないし、働く場所がない為に失業率は深刻化。
国内企業が不景気に埋没しているので、失業者問題は長期化する。
高校卒業即就職活動も深刻化。
当然、求人倍率も過去最悪、正社員求人倍率も過去最悪は時間の問題。
何も手を打たなかった政治責任が改めて問題視される。

2:現地(中国・ベトナム等)での日本企業のリクルート増加
・・・(予見)今後の海外進出日本企業は現地で人材をリクルートする事が多くなる。(日本人以外)
原因としては低賃金で雇用確保+現地への貢献+英語力等で益々、日本人の就業の困難さは
国内・国外含めて深刻化すると予想される。

3:ワークシェアリング
・・・(予見)単純に「起業」も少ないし、働く場所がない為にシェアリングの方向性へ。
しょうがないのでオランダ型ワークシェアリング。週3-4日働く=低収入。
低収入でも暮らせるインフラにするべきで、無駄な雇用対策への出費は愚策かも?

4:低所得者増加
・・・(予見)ワークシェアリング等で低所得になる事は日本の現状では仕方ない。
発想を変えて、月10万でも楽に暮らせるインフラ整備をするべきです。
例:安価な野菜提供・安価な食事提供=権利取得は努力している方のみ。
例:低額住居の提供=権利は上記同様。
例:無償でファミリーマーケットで色々な商品を差し上げるイベント開催=権利は上記同様。
例:共有スペース(公民館)での意見交換の場を無償提供=権利は上記同様。

5:官公庁の人員リストラ深刻
・・・(予見)各県の財政状況が更にOPEN化され、悪化している結果リストラ発生

6:非正規社員の増加
・・・(予見)企業に正社員を探し出すのが難しい現状になる。
バブル時代のボーナスは「夢のまた夢」状態へ。
正社員1人分で非正規社員3名採用可能(厚生労働省補助金で雇用増大支援施策で)
企業の多くは国施策協力=大人数社員採用の為に、正社員より非正規社員採用へ。

<地方分権編>

1:即時実現は不可能
・・・(予見)現在の地方分権の考え方はわかるが、あまりにも予算配分にしか眼がいっていない。
(予算配分にのみ過度に眼を向けない方が得策)
本当に地方分権にしたとたんに、何から何まで本当に県単位で運営できるだろうか?
介護の事、情報セキュリティの事、学校教育の事、等など色々な問題解決を迫られます。
問題視しているのは「人材」です。
任せられる人材が何人いるのか?県庁・市役所での運営は本当に大丈夫か?
本当に地方分権を実行するなら「人材」=「人財」を育成するべし。
今の状態で地方分権したら、大混乱間違いなし。

2:地方の財政状況
・・・(予見)まずは財政状況を完全にOPEN化して、隠し事をゼロにしてからの検討です。
現在の国の情報OPEN化=J党+官僚管理データのOPEN化と同様です。(優先順位1位)

<IT業界編>

1:ユーザー目線
・・・(予見)今までのIT業界はいつも「売り手目線」。その為現在の大手ITベンダーはガタガタ状態。
天罰が下ったのでしょう。
これからは「ユーザー目線」での考え方とリーズナブルな見積を、が我が社からの提案です。
ボッタクリBar的IT会社は市場から抹殺される事は間違いない!!
「ユーザー目線」をもったIT企業のみが生き残る事は間違いありません。

2:IT従事者の能力
・・・(予見)昔のSEに比べて、現状SEのリーダーシップ能力とユーザーとの意見交換能力は明らかに不足している。
原因は家庭や会社での育てられ方や教育のされ方かも。
(もっと怒られて成長させるべきです。そうでないと益々、社会不適合者が増大します)
ユーザー側も全てをITベンダーに丸投げしないで、自分の意思判断でハード&ソフトを決定していく事
が今後の方向性ではないでしょうか。(ユーザーも一人歩きをする事が重要です)

3:安価により良いシステムの提供
・・・(予見)昔から高額ならいいシステム、安価は悪いシステムと、潜在的に決めつけている
ユーザーがいるが、それは大間違いです。
本当に能力のある会社や個人なら「安価」+「いいシステム構築」を実現できるはずです。
今後はそのような方向性がどんどん強まり、高額システム金額を売りつけて、稼働もできない
馬鹿IT会社は市場から抹殺されます。
ユーザー側もある程度勉強して意識変革や警告をしないと、いつまでも暴力Barでボったくられる羽目になります。

4:無償ソフトの躍進
・・・(予見)現状の平成大不況は治まる気配がありません。だんだん企業もコストを
かけれない時代に突入します。そこで脚光を浴びてくるのは「無償(フリー)ソフト」です。
まだまだ危ないソフトもありますが、大変いいソフトもあります。
今後は各種ソフトが「無償」方向に大きく変更されると思われます。
Googleが現在開発中の「OS」等が進出してくると短時間で多くの人の考え方がかわるような気がします。
この分野での「情報収集」は重要です。

5:セカンドオピニオンの出現
・・・(予見)昔から自分の会社で利用しているソフトは本当に安いのか又、良いシステムなのかを
自分で判断するは至難の業です。
一番良いシステムであるとは自負してますが果たしてどうでしょう。
その問題を解決してくれる=無償診断してくれるNPOや組織が出現します。
(そうです、「セカンドオピニオン」IT診断組織です。どのメーカーにも属さない組織体です)
システムも人間の医療と一緒で自分の信じた病院でも誤診することもあるのでご注意を!
「井の中の蛙、大海を知らず」状態ではいけません。
もっと大きな気持で、例え自社システムをボロクソ言われても、まずはアドバイスを聞く事が重要です。
このような組織体は市町村IT業務のセキュリティチェック及びOPEN化の為にも重要です。



以上、予見・妄想入り乱れて、過激発言が多かったかも知れません。

ただ、この「予見」が当たっていれば当社はタダならない会社です。
その際は「セカンドオピニオン」として当社をご指名ください。

当社は28年黒字経営+28年無借金を継続していますが、可能にしているのもこの「予見力」のお陰かも??

怒っているJ党・M党・大手ベンダーの方々申し訳ないと思いますが、現実直視し、問題提起事項を
じっくり読んで個人の考えを構築してみてください。(これからは会社意見と関係なく、個人の意見が重要になります)

発言者:(S.E.)Y

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