第114回 「ストレスについて考えてみた」

社会人になり多くの事を覚えなくてはいけないのに、失敗する事が多々ある状態の中で、
更に仕事で自分の子供的行動により先輩や上司に叱られてしまい、「ストレス」一杯で
退職方向に向かう人を深掘りしてみた。

社会人になり先輩に強烈なダメ出しを受けて、即、傷つき退職してしまう人が
中々減少しない。
原因は「ストレスでの仕事逃避からの出社拒否」が多い。

学生時代にはまるで縁の無かった「ストレス」が社会人になるや否や雨のように
降りかかる。
普通に考えても、退職するのも必然的なのかもしれません。


そこで「ストレス」に対して、下記疑問が発生。

若い時に親の過保護で「ストレス回避」させる教育は正しいのか?


ここでストレスに対する二つの仮説が発生する。

一つは
若い時は自由気ままに大らかに育てる事が大切、ストレスを大人が回避して
勉学や趣味に打ち込ませるべきとの考え方。
振りかかるストレスは周りの大人でカバーしてあげる。

もう一つは
若い時にはある程度のストレスを経験させ、来るべき社会人に備え、「ストレス耐性」を
若いうちから経験させておくことが大切。その意味ではスパルタ的クラブ活動に
入り、本人が嫌でもビシビシ自分の精神を鍛えさせる。


皆様はどう考えますか?

私の結論は「後者」。
理由は社会に出たら、ストレス三昧な状況に陥るのだから早めに鍛えておく必要が
あり、多くのストレス経験が必要との理由からです。

それを証明するように、経済的に苦しい学生生活をしてきた方々は退職割合が
比較的少ない。
裕福に暮らしてきた人々と比べ、確率的に小さい頃から「イジメ」含めて、多くの
ストレスを体験しているので「ストレス対応」が出来ているからと思われます。

話は大きく飛びますが、最近まで子供の成長に問題あるとしてやらなかった
「秋田の伝統行事「なまはげ」」の復活。
これも「悪い子は居ねーか?と恐ろしい鬼の顔で包丁持って登場」。
これほど子供にとっては恐怖を味わう&ストレスMAXの行事はないでしょう。

でも復活しました。
やはり昔からの伝統には意味があるように思えます。
それは「しつけ目的」「ストレス耐性目的」ではないでしょうか。

当家も孫の躾・教育でも「ストレスかけない派」と「かける派」真っ二つ状態です。

ライオンが子供を谷に突き落とす動物学的教育が正解のような気がします。
将来、社会人で立派に一本立ちさせるのは「勉学」ではなく、この
「ストレス耐性」
が最優先
なのかもしれません。

その意味では学校でも「ストレス耐性」の授業もあっては良いと考えます。

教育界からもお怒り人は多いと思いますが、SEからの教育改善提案です。

ご一考を!



SE:Y

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