第174回 プチでライトなスタディステイ(前編)
お世話になっております。SE兼プログラマーのUです。
第171回 プチでライトなスタディステイ(導入編)に続いて
私が実際に参加したプチでライトなスタディステイのご報告をさせていただきます。
3泊5日のうち、ウォールアートフェスティバル(以下WAF)準備までの1日目と2日目をご報告いたします。
WAF日本人参加者42名
WAF参加アーティスト
・大小島真木さん
・松岡亮さん
・ツツミエミコさん(封筒の家プロジェクト)
・南加絵さん
・ラジェーシュ チャイテャ バンガードさん
プチでライトなスタディステイ参加者7名(内子供3名)
1日目
11:10 成田空港発
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18:10 クアラルンプール着
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22:30 クアラルンプール発
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1:00 ムンバイ着
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2:30 ムンバイ空港発
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5:00 ダハヌのホテル着 Pearline Beach Villas
合計21時間半(飛行機13時間、車2時間半)の移動でした。
1日目は移動で終わってしまいました。
JALでクアラルンプールまで8時間のフライトでしたが、あまり混んでいなかったため、
私の隣は空席で快適に過ごすことができました。
一方、クアラルンプールからムンバイまでの5時間は飛行機自体がそこまで大きくなく、
さらに満席に近い状態で、かなり体力を消耗しました。
ほとんどがインド人で日本人はツアーに参加した3名しかおらず、
出発時間が2時間遅れたこともあり少々不安でしたが無事搭乗できました。
深夜にインドに着きましたが
日本と違って25度くらいの過ごしやすい気温で、日本の長袖では少し汗ばむような気温でした。
ムンバイ空港で3時間もおかず塾のスタッフであるさっちゃん(インド人男性)
を待たせてしまって申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
空港から車で約2時間半、やっと宿泊先のホテルに着いた時にはすでに朝の5時。予定の朝9時出発はさすがに難しいので11時出発に変更してもらいました。
初日はすんなりとはいかなかったのですが、
日本の時間通りというのは外国では当たり前ではないのだと身を以て実感。
2日目
11:30 ダハヌのホテル
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12:00 ワルリの村の学校見学
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13:00 ラジャーシュさんの家にて昼食
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14:00 ワルリの村の学校封筒の家お手伝い
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19:00 ラジェーシュさんの家にて前夜祭
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21:00 ダハヌのホテル
翌朝(日付は同日)はWAFの準備のお手伝い。
七面鳥の鳴き声で起こされ、朝食(スパイシーなオムレツ)をホテルで取り、
タクシーにてホテルからWAF開催地のワルリの村の学校まで約30分で開催地の学校まで送ってもらい
最終の追い込みをしている教室を見学させてもらいました。
壁と床一面にクレヨンで書きなぐった教室、
幻想的な絵が壁一面に描かれている教室、
音符の動物たちがいる教室、
現地のワルリ画が描かれている教室がありました。
その教室を見学している最中に校庭では子供たちが太鼓の音に合わせて
明日のオープニングセレモニーで行うダンスの練習をしていたのが印象的でした。
昼食をワルリ画家のラジェーシュさんの家でいただきました。
念願のカレーと、チャイをいただきました。
とっても美味しくてこれだけでも来たかいがあるなと思ってしまいました。
食事の皿やフォークは自分で持参して自分で洗って拭いてという完全セルフでした。
WAFに参加した皆さんは慣れているようで(水が貴重なので)洗い方を教えていただきました。
この時、持参した福島の和菓子の「ゆべし」がインド人、日本人ともに大好評でした。
(お土産を持っていくなら和菓子がオススメです!)
このラジェーシュさんの家には土間のような空間があり、
裸足で生活し、食事をとったりくつろいだりする場所でした。
そこが、最高に気持ちのいいゴーバルの床でした。
(ゴーバルとは牛のフンですがまったく臭くも汚くもありません)
学校に戻って明日からの本番に向けた準備のお手伝いをしました。
私は絵を描いたり、ダンスを教えたりできないので机を動かしたり、作品の展示を手伝ったりしました。
単純作業でしたが、炎天下で30度を超えている中作業するのは運動不足の体にはこたえました。
WAFに参加している日本人のほとんどが若い女性でしたが、暑い中一生懸命準備をしていました。
その中で、最後に到着した私が休んでいるわけにはいかないと思ってできることを手伝わせてもらいました。
準備も終わり、ラジェーシュさんの家に戻ると前夜祭が開催され、学校の先生方と一緒に夕食をいただきました。
予想外のインド版チラシ鮨が振舞われましたが、とてもおいしく全員で楽しくいただきました。
今回はWAFの前夜までをお届けしました。
私自身インドは2回目なのですが、前回はムンバイから出なかったので
今回のプチでライトなスタディステイはとても刺激的でした。
特に、現地の子供たちの純粋な目が印象的で、
車に日本人を見つけると手を振ってくれてとても温かい気持ちになりました。
次回はツアーに参加した高校の先生がホテルではなく、
ラジェーシュさんのお家に泊まった時の戸惑った点などを踏まえて
WAF当日の様子とワルリ族の神様巡りから帰国までをお伝えします。
以上、プチでライトなスタディステイ(前編)のご報告でした。