第12回 情報発信

今年のゴールデンウィークは、久しぶりにまとまったお休みとなりここぞとばかりに、今までたまりにたまっていた本を一気に読みました。その中に「次世代の情報発信」という書籍があり、改めて情報を発信する必要性を感じましたので、情報発信についてお話ししたいと思います。

情報を発信する意味としては、「企業の活動内容や商品などを知ってもらうこと、理解してもらうこと」要は受け手にとってメリットのある情報を提供し、回りまわって自分たちの商売につなげることです。
新聞、雑誌、テレビといったメディアに情報を提供することも一つの方法ですが、こちらは受け手の目に入らなければ「ない」ことになります。受け手がほしい情報を検索できなければ、せっかくの情報発信も無駄になってしまいます。
いつでも情報が検索できるという点でインターネットは有効です。
インターネットでの情報発信の方法には
○ホームページ(以後HP)
○ブログ
○facebook、twitterなどのソーシャルネットワークサービス(以後SNS)
○メールマガジン
など様々で、インターネット上に発信した情報は不特定多数の人たちが閲覧し、地域や時間に関係なく自由に検索できるメリットがあります。
私の場合、ある企業の概要を知りたいときには、まずHPを検索します。この時HPがないと、この会社大丈夫かしら?と感じてしまいます。本当は優良企業なのに割り引かれて見られてしまうのは非常に残念ことです。逆にHPの内容が充実しているとその企業のイメージがグンとアップします。(あくまで私見です)
HPにはブログ、facebook、twitterなどとのリンク機能があり、そちらからも最新情報を知ることができます。
ためになる情報があれば定期的にHPを訪問したり、メールマガジンを受信したり、友人にも教えたり...と知らず知らずのうちにその企業のファンなっていきます。そうすれば同じような商品なら自分の好きな会社の商品を選択しますよね。

冒頭でも話ましたが、その企業を知るキッカケとなるHPを作成する場合、「目的を持ち、訪問させて、自社を知って理解してもらう」ための仕掛けが必要です。
当社のHPについて申し上げますと、
ガンガン利益を出して、ドンドン社会貢献する会社」で、これはCSHからシステムをご購入いただいたお客様が間接的に社会貢献につながっていることを知ってもらいたい!そしてファンになってもらいたい!と考えています。
本業であるシステム開発の実績や内容はもちろんのこと、私たちのポリシーを知っていただくためにいくつかのブログを掲載しています。ちょっと過激な本音トークの"SEからの一言"、会社の様々な活動をお知らせする"当社の出来事"、IT(システム)を安全にそして安心して利用するための"情報&セキュリティ"、会社を別角度から観察した"総務からの一言"...など、硬・軟取りまぜて発信しています。
また当社では、財務内容もHPにて公表しております。何故公表しているかと申しますと、皆さんはシステムを導入する会社を検討する場合に何を基準としますか?知名度、規模、導入実績、価格、等々...さまざまな基準があると思います。
これは実際にあったことなのですが、システムを導入後に販売元が倒産してシステムの運用が困難になったので、サポートをお願いできないかとの相談を受けました。残念なことにこういったサポートは難しい...はっきり言ってしまえば"出来ない"のが実情です。そうならないために私たちは会社の業績が安定しており、システムを検討されているお客様に安心してご導入いただけます!との思いを伝えたいのです。

そういった思いで作成したHPも見てもらえなくては意味がありません。
インターネットで情報をえようとしたときには、調べようとするキーワードを入力して検索します。検索結果の一覧が表示されたら、よほどのへそ曲がりでない限り一番初めに表示された情報をみますよね。そこで意図する情報がえられなければ2番目、3番目...とみて、納得がいったところで終了します。ということはこの検索結果の上位に表示されないとみてもらえない。見てもらうためには上位に表示されるようにキーワードを工夫しなければなりません。どのような表現をすれば検索にヒットするのか?統計をとって対策をします。これをSEO対策といいます。
当社もSEO対策を行っていて、たとえば「ハンディ倉庫ピッキングシステム」は最上位に、「メールEDI」なら4番目に表示されています。
また、見やすさやわかりやすさも大切で、どこにどういった情報があるのか、配置や表現(文字だけでなく画像や音声など)にも気を配りたいですよね。
いずれにせよ情報は「生物」日々鮮度が落ちていき、やがて誰も見てくれなくなります。常に新たな情報を提供し、鮮度を保つことが重要かつ不可欠です。

参考文献:次世代の情報発信澁澤健太郎・山口翔著時潮社

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