第186回 ウォールアートフェスティバルin猪苗代~プロローグ~
お世話になっております。プログラマー兼SEのUです。
第182回第一回世界森会議報告会 in 福島でお伝えした
ウォールアートフェスティバルin猪苗代~プロローグ~が
11月20日(日)に福島県猪苗代の旧山潟小学校で開催されました。
その様子と、11月18日(金)に秋葉原のKai Houseで行われた
わふフェス2016の模様をお伝えします。
わふフェス2016はセッション1~3の区切りで行われました。
セッション113:00~14:40 「ワルリ族の文化を知る」
セッション215:00~17:00 「水の惑星~ワルリ族の教え~」
セッション318:30~20:00 「ウォールアートプロジェクトが世界森会議を開催した理由」
私は福島での仕事を終えて、セッション3から参加しました。
セッション3は南加絵さんのダンスから始まり、WAPの活動報告が行われました。
【写真:南加絵さんのダンスの様子】
その後、ワルリ族の3人を囲んでのよもやまばなしが行われました。
【写真:セッション3の様子】
よもやまばなしでは、
ワルリ族の3人から猪苗代の感想やホームステイしたお寺の子供たちの話も聞くことができました。
・初めての猪苗代はとても寒かった
・ワルリの村も猪苗代も山に囲まれていて、その山々に守られている
・インドの子供たちも日本の子供たちも好奇心旺盛で、違いはあまり感じなかった
・ホームステイ先の子供たちは彼らに会うために、インドの行き方を調べていた
彼らにとっても、子供たちにとってもとても素晴らしい出会いになったようです。
日曜日のウォールアートフェスティバルin猪苗代には、
東京からのボランティア30人や猪苗代の方々をはじめ、多くの方にご参加いただきました。
ワルリ画は三角2つと丸と線で人を描き、様々な感情も表現し、
描いた絵を解説することはせずに、受け手に解釈を任せます。
ワルリ画を初めてみる方がほとんどだったので、
今回は特別にトゥシャール、マユール、ハルシャッド3人に説明してもらいました。
・山に守られている様子と磐梯山を描いている
・民話の手長足長が描かれている
・大人が子供たちに話をしている様子
・マタギの生活
・水と生命の循環
・放射性物質から守られている
この中でも、再びはじめように描かれている、
山の外側にいる蟲のようなものは彼らが想像して描いた「放射能」という事に驚きました。
ワルリ画の展示の他にも、奥会津で自然農に取り組む嶋村俊光さんによる、森デコや、
ワルリ画が描けるワークショップや、インドでも行った封筒の家も体験することができました。
WAPは主にインドでの活動をしていますが、
インドの子供たちだけでなく、日本の子供たちに対しても
WAPの活動は影響を与えることができると感じることができるイベントだったと思います。
日本の子供たちがインドへ行ったり、インドの子供たちが日本に来たり、それが難しくても、
テレビ会議で子供たち同士が会話することで、子供たちの世界を広げられるのではないでしょうか。
WAPの今後の活動を、当社としても私個人としても応援してまいります。
2018年の本章がとても楽しみなフェスティバルになったと思います。
そして最後に、最高にエンジョイしている私とマユールの写真を紹介します。
以上、ウォールアートフェスティバルin猪苗代のご報告でした。